高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その49)

2013年06月29日 | 老後と住まい
前回の回答。誤り。一般型では介護サービスも有料老人ホームの職員が提供する。
有料老人ホームとよく似た施設として、サービス付き高齢者向け住宅があります。サ高住とも略称されます。サ高住は、60歳以上の者、または要介護認定・要支援認定を受けた方を対象とした「賃貸住宅」等のことでバリアフリーなどが施されており、最低でも安否確認、生活相談が行われます。
サ高住は、「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の第5条で「サービス付き高齢者向け住宅事業にかかる賃貸住宅又は有料老人ホーム(以下「サービス付き高齢者向け住宅」という)」とされています。
一方、有料老人ホームは、このシリーズの45で書いたように「老人福祉法」第29条で規定されていて、「老人を入居させ、入浴、排せつ若しくは食事の介護、食事の提供又はその他の日常生活上必要な便宜の供与をする事業を行う施設」となっています。
投稿者は法律の門外漢ですので、正しくないかもしれませんが、サ高住も介護などを提供するものは有料老人ホームとしての扱いを受けることになります。
なんだか入り組んだ制度のように見えますが、老人福祉法の施行規則は厚生労働省が、高齢者住まい法の施行規則は国土交通省が所管しているところを見ると、さもありなんということでしょうか。(続く)
ここで昨年の問題(1級)です。「「サービス付き高齢者向け住宅」とは、単身や夫婦のみの高齢者世帯が安心して住まえる賃貸住宅等のことで、ケアの専門家による状況把握や生活相談などのサービスが付いている。入居対象者は60歳以上の者、または要介護もしくは要支援認定を受けたものである。」正しいか誤りか?回答は次回。
投稿者のホームページもご覧ください(老後と住まい URL: http://www.rougotosumai.com )