漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

2月7日 3年 菱木

2015-02-07 20:00:30 | 日記
今日は一大事件が起きました。
それは同期の横山が体調を崩し、緊急入院してしまったことです。しかし、今は落ち着いているとのことで、月曜日には復帰するので大丈夫だと思います。

それは突然の出来事でした。
昨夜、それも真夜中に誰かが自分の名前を呼んでいるのです。「大ちゃん、大ちゃん!」と必死に呼んでいます。
自分はついにやってしまったと思いました。入部して以来、一度も朝練に寝坊したことのなかった自分がついに寝坊したと。それで起こしにきたのかなと最初は思っていました。朝起きるのが辛くなってきて、最近は特に寝起きが悪く、いつ寝坊してもおかしくない感じでした。それでも寝坊せずに過ごしてきたのに‥

「大ちゃん、大ちゃん!」
まだ呼び続けています。今すぐ起きるからと振り返った、お腹あたりをおさえている横山がいました。何か様子がおかしいと、寝ぼけながら思いました。

「めちゃくちゃ腹が痛くて、まじでやばいから病院行ってくる!」

寝ぼけている自分にとっては何が何だか把握出来ず、朦朧とした意識の中でたった一言、
「病院に、行ってこい」
と言い、横山は病院に向かいました。
よくよく考えれば、なぜ救急車を呼ぶ手配を自分がしなかったのだろうと思いました。辛かっただろうに、ごめんよ。

月曜日に彼は戻ってくるので、その日を楽しみにしています。来週からは強化週ですが、無理せず安静にしてもらって復帰したらガシガシ漕いでもらいます。