漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

病床より 2月11日 3年 横山聖

2015-02-11 22:39:31 | 日記
実家からの更新です。

菱木の日記にあるように、自分は土曜日の深夜に戸田中央総合病院に緊急搬送されました。ちょっと内容は書きづらいんですが手術をして月曜日に退院しました。現在は実家に戻り療養中です。入院中はとても大変で、大袈裟ですが少し死にかけました。ほんとに少し「死」を意識しました。

「もう死ぬかも」と考えたとき頭をよぎったのは、今まで自分がどんなにつまらないことに執着していたのか、ということでした。後輩の勝又とのけんかも、大切に取っておいてある講義のレジュメもほんとにどうでもよくなりました。そしてやり残してることの多さに驚きました。

激痛と高熱の入院生活の中で、一生懸命に自分の治療をしてくれる医者や、夜も寝ずに看病してくれるナースさんたち、千葉から夜中に駆けつけてくれた両親、お見舞いに来てくれたバイト先の友達、そして熊木監督、先輩、後輩、追い返された護仁、心配し連絡をくれた中学・高校の友達、兄弟、たくさんの人たちが自分を支えてくれました。ほんとに元気をもらいました。
よく金メダリストとかが「皆さんの支えでがんばれました」と言います。今まで自分はそれを見るたびにどうせ建前だろ、社交辞令みたいなもんで思っちゃいないと感じてました。でも今回の一件で少し考えが変わりました。きちんとお世話になった人に感謝しないといけない。



rowingのパフォーマンスは間違いなく確実に落ちた今回の一件ですが、なにかと思うところがありまた一つ成長した入院生活でした。
とまあこのようなことを思い返し今日一日をベッドの中で過ごした横山でした。



おやすみなさい。                                                3年 横山聖