漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

初めてのCOX 1年 若濵

2017-10-17 10:30:18 | 日記
こんにちは、1年の若濵です。
今、私は膝をケガしているため、coxをしています。今までずっとボートをしてきましたが、coxをしたことはありません。正直、中高生のときはcoxの難しさが分かってなくて、練習でコールを間違えたり、レースなどでブイに当たったりすると、どうしてこんなことも出来ないのだろうと思ってました。ですが今coxをしていて、どのタイミングでラダーを切れば船が真っ直ぐ進むのか… どのようにコールをしたら漕手の漕ぎやモチベーションの上げることが出来るのか… など色々考えながら乗ってますが、なかなか上手くいかず、coxの難しさや重要性を感じています。私たちが練習してる時間帯は暗い時間が多くて、プイが見えなくて気がついたら横のレーンに入ってしまったり、コールやタイムを取るの忘れてしまってたり、1回の練習で何回もミスしてしまいました。しかし、他のcoxの人からアドバイスをいただき、少しずつ出来るようになってきました。そして、気持ちにも余裕が出来て「今の1本よかったな」「エントリーのタイミングがズレたな」など漕手の漕ぎにも注目できるようになってきました。

この前の週末は、東日本新人がありました。私は、付きフォアのcoxとして出場しました。結果は、4位でとても悔しかったです。予選では、スタートで出れたということもあり落ち着いてレースをすることが出来ました。しかし、決勝ではスタートで船が曲がってしまったり、途中で腹を切ってしまったりして、一番落ち着いて、冷静でいなければいけないcoxの私が焦ってしまって、上手く立て直しが出来ませんでした。このような場面は、漕手として何回も経験しているにも関わらず、焦ってしまい自分の不甲斐なさ感じてます。

次は、付きペアのcoxで全日本選手権に挑みます。coxの力量で漕手の力は、2倍にも3倍にもなると思います。東日本新人での反省を生かして、全日本では漕手の力を引き出せるようなcoxになれるよう、残り少ない練習を大切に取り組んでいきます。