大雪の候、吹き荒ぶ冬の風がもたらす凍てついた空気は、寒さをひとしお厳しく感じさせます。
年の瀬も押し迫り、何かと多忙を極めるのがこの12月。師走とも表しますよね。
諸説ありますが、年末にかけて師(教師・御師・御坊さん)が走り回るほど忙しくなる時期から由来するのはよく知られていることでしょう。
その説の一つに「し」が果つ、というものがあります。「し」は仕事や四季・年を意味しており、それが果てる=終わる季節、一年のすべての物事が終わる月というものです。
どちらも12月の特徴を体現する言葉ですね。
師走、オフシーズンと言えども、ボート部のやることは変わりません。走る代わりに漕いで漕いで漕ぎ続けることです。(主にエルゴを)
今回はそんな中でも忙しなく練習を続けている私の同期たちの意外な一面を紹介したいと思います。
▼角谷真緒(まおまお・かどや)
※私のイチオシ コストコでクマと戯れる角谷
通称まおまお。好きなものはチョコレート。私がボートの話に花を咲かせるのは専らまおまお。女子部のエース的存在である彼女の第一印象はクールで凛とした女のコだなぁと思っていましたが全然違いました...
持ち前の明るさとノリの良さで、変人の巣窟である2年男子の勢いについていけるツワモノ。頭のネジを2、3本失っている危険人物。
L◯NEスタンプのセンスがヤバイ人でもあります。誰も使わないだろと思われるような選び抜かれた変人的スタンプを汎用し、最近は「まおちゃんスタンプ」にハマっているらしく了解の1スタンプでもめちゃくちゃ煽ってきます。
そんな変人なまおまおですが、推しポイントは入部当初から長く伸びた髪!
1年時のショートなクールまおちゃんも好みでしたが、たまに高い位置でしばるポニーテールが、ちょっと大人びた雰囲気を醸し出して個人的にグッときて好きです。
エルゴ中や乗艇中によくしばっていることが多いので隠れファンは必見です。
ちょっと褒めすぎたので彼女の本性を知りたい人は、首都クイズ・漢字クイズを出題してみて下さい。すべてが白日の下に晒されることでしょう。
▼小塚梨央(コヅミ・ちゃんりお)
※茹で卵を立てる小塚
通称コヅミ。イメージカラーは黄色。
仮入部のころはふわふわした明るい可憐な子だと思っていましたが、今では第一印象のかけらもありません。
自らをビックズボラだと公言しており、よく食堂で茹でたパスタに納豆と豆腐を投下する男気溢れる昼ごはんを食べています。これがまたなかなかいけるんだとか。そんな男前なコヅミの魅力が最大限発揮される瞬間があります。それは...
小塚梨央と食べる飯、略して「コヅ飯」!
見てくださいこのとびきりコヅちゃんスマイルを...!
私はよくご飯を共にするのですが、彼女がとても美味しそうに食べるので思わず写真に収めたところ、これまたかわゆいものが撮れたのでそれからの画像フォルダには大量のコヅ飯写真が。最近の私の趣味とも言えましょう。
コヅ飯のポイントは美味しいものをコヅミと一緒に、尚且つコヅミが笑顔であることが必須条件。
お次のコヅ飯は銀座のたまごサンドが気になっています。一体どんな笑顔が見られるのでしょうか、楽しみです。
コヅちゃんスマイルに癒されたい方は是非とも彼女を美味しいご飯にお誘いください。
▼土方杏華(きょんちゃん・ひじ・ひじまる)
※お菓子をつくる若かりし小塚と土方
通称きょんちゃん。秋田のゆるふわガール。
唯一彼女だけが入部当初からあまり印象が変わっておりません。ありがとうございます。
もう数ヶ月もしたら3年生になるというのに戸田では未だ右も左もわからずよく迷子になる彼女ですが、先日表参道にあるパンケーキ屋さんに2人で渋谷から歩いて行ったところ、なんと一発で道を探り当て目的地までスムーズに案内してくれました。
以前、道がわからない、助けてくれと戸田(笑)から電話をかけてきたことを知る私は吃驚。「表参道は友達と何回か行って慣れている」と彼女。私が1人で戸田を散策している中、きょんちゃんはとっくに芋女を脱し東京を開拓済みだったのです...!
しかし、私は知っています。シティガールなどではない、
彼女がかなりの芋女だということを。
サ◯ットで買い物してると「見て、いも〜」
ちょっとレストラン街を散策していると「見て、いも〜」...
そう、彼女は大の芋好き。何処かしらで芋を見つけるとすぐ報告してくれちゃうのです。
じゃがいもさつまいも何でもござれ!
きょんちゃんのハートを射止めたい場合はお芋の美味しいお菓子を手土産にどうぞ。
.....
そんなわけで、男子に負けず劣らずとてもとても個性的なのが2年女子部です。
みんなと支えあいながら、2度目の冬練を迎えました。
師走は「春待月」とも呼ばれます。
春を待つ月、なんとも優しい響きですね。
急いで行くばかりではなく、辛抱強く待つのもたまには良いのではないでしょうか。
春に少しでも芽吹くことができるように、
この冬を同期、そしてボート部全体として明るい春を待てるものにしたいと思います。
これにて失礼いたします。
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