こんにちは!
3年の西堂です。
私の話をする前にまず、渋井くんの日記はどうしたのでしょうか?!
ご覧になった方は驚いたことでしょう!
おそらく、令和、と書きたかったのでしょう?
ただ実は彼、絶賛インフルエンザに感染中だそうで!頭がおかしくなってしまい、文章すら書けないほど苦しんでいるのだなと思うと心配ですが、それはさておき…。
突然ですが、2019年シーズンを迎えるにあたり、私は生まれ変わりました!
どうも「3年トレーナー西堂元喜」です。
そうです、役職が変わりました、というよりつくりました!
新歓担当として2月頃から活動を始め、日立明三大学レガッタを終えるまで様々な紆余曲折を経て、私は漕手を引退し、立教ボート部の新しい制度として「トレーナー」に転向することを決断しました。
ここに至るまでの経緯をお話しすると長くなってしまうので割愛させて頂くとして、トレーナーがこの組織に対し何を果たし、どんな活動をしていくのかについて少しお話しさせていただきます!
まず、様々な役割を担う可能性がある中で、第一に掲げている目標があります。
それは、「永遠にケガをしない部をつくる」ことです。
現在のチーム状況として、例えば私がこの部に在籍している2年間、常に部員の誰かしらがケガにより離脱していました。年間通して常に、だと記憶しています。
私自身も1年次の冬練で腰痛を発症し練習離脱。以来今日まで腰痛は完治していません。その為、毎週フルメニューをこなすことすらままならない生活でした。
しかしこのようなケースは私だけでなく、何人もの選手が経験している出来事であり、現在もなおケガを抱えたまま練習している選手が少なくありません。
ケガは辛いけどもっと練習しなきゃ勝てない…
痛いけどクルーのためにも我慢するしかない…
こうした現状や風潮があることを踏まえ、チームに何が必要かと考えた時にまず取り組むべきは、
「選手の持続的なコンディション向上」だと判断しました。
これができれば、チーム目標のクリアも見えてきて選手個人の可能性をより引き出すことができるのではないかと考えています。
ただ、私もケガを経験している為、この目標がいかに難しいかは理解しています。
ただ、どうせやるなら大きな目標を立てて、それに対してブレずにアプローチし続けることに意味があり、だからこそ達成した時には、想像できないような達成感や自信を得られると思います。
では、この目標を達成するために何をするか。それは大きく分けて2つあります。
1つは、「マッサージ」です。
石政の日記にて紹介させて頂いた通り、現在鍼灸師である倉本龍さんが部にマッサージを施しに、わざわざ艇庫へ足を運んで下さっています。このような専門的なケアが必要であることは言うまでもありません。
そんな時、
「もし倉本さんが毎日部にいてくれたら…✨」と夢を抱いたそこのあなた!!
私は、「倉本さんがチームに常駐している感覚、常に身体をケアしてくれる人がそばにいる安心感」を部員に提供できることを目指します。
いかがでしょう、トレーナー施すマッサージがどれほどのものか少しイメージがついたでしょうか。
2つ目。それは「アトレータの管理」です。
現在、組織的に取り入れているコンディション管理策としてアトレータというアプリがあります。選手が入力した情報を活用することで、個人ベースで身体の状態を知ることができ、また部員全体ベースでチームとしてのコンディション把握をすることもできます。
これがうまく回ると、データとして自分の身体を知ることができケガのリスク回避につながったり、そもそも生活の質を向上させることができたりと、効果が期待されています。
1つ目のマッサージが選手に対する直接的アプローチであるならば、2つ目のアトレータは間接的アプローチと言えるかもしれません。ただ、こういった事前のデータがあるからこそトレーナーや倉本さん、そしてコーチ陣など周りがより早く正確な対処が可能になります。つまり、こうした情報あってこそのマッサージといえるのです。
以上のように、「ケガをしない部」をつくるために、まずはこの2つを第1課題として最優先で取り組んでまいります。ただ、お分かりの通りこの目標を達成するには部員のみんなの協力がなければ何も始まりません。したがって、至らない点あると思いますが、選手を部を強くするための第一歩として、またチームの大きな飛躍を願って今シーズン取り組んで参りますのでよろしくお願いします!
全日本、インカレ、みんなで笑い泣きしましょう!!!!!!!!
以上、トレーナーの仕事及び私の決意表明演説でした!
ここまで読んでくれた方、凄いです…本当にありがとうございます。ではまた。