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月曜日のエクスプロラトリアムは休館日なので静まり返っている。
でも出勤するスタッフは多い。こども達のいないミュージアムのフロアで、プロトタイプを並べたり、展示をつくりこんだり。
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今月、ラーニングスタジオはMechanisms and Motionをテーマとして、様々なアクティビティを開発中。ピタゴラスイッチからインスパイアを受けて発展したマーブルマシン(ビー玉を転がすと連鎖してさまざまなからくり装置が展開するしくみ)や、からくり人形やら、いろいろな機械仕掛けのおもちゃを研究中。今週の土曜日にはスペースを一般に開放し、こども達やおとな達が自分でさまざまなからくり装置をつくって遊べるようにする予定。昨日は1日じゅう、からくり装置を撮影したり映像を編集したり。おかげで頭の中に様々な機構やら歯車がぐるぐる・・・。
Play,
Invent,
Explore! の合い言葉どおり、スタッフ自身が本当に楽しんでやっている。
以前のミーティングで、どんなことを大切にしていきたいかをみんなと話した時に、「自分自身がおもしろいと思えること」という意見がほとんどのメンバーから出ていた。これは日本にいた頃に職場でよく話していたこととほんとに同じ。マイクのチームでも、嘘偽りなく、出発点がそこにある。科学的な学習事項だとか、これによってこども達が何を学ぶのかとか、そういう大義名分事項よりも、「自分にとっておもしろいと思うことを人に提供しているのか」ということ。そこを嘘偽りなく追求していこうというのがチームのメンバーみんなが思っていること。
"Before the exhibit or activity is interesting to anyone else, it has to be interesting to the builder (or designer) first."
「展示物や活動が誰にとってもおもしろいものである前に、
何よりもまず、それをつくった人自身にとっておもしろいものでなければならない。」
ほんとそうだね。
提供しようとしているモノやアクティビティに自分自身がどれだけ夢中になっているかという、その「熱」はエンドユーザーに必ず伝染してゆくものだと思う。
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いやいや仕事をしている人は1人もいないし、私よりもずっと年輩のスタッフがこどものように目をキラキラさせながら「今度のはおもしろくなるぞ!」とワクワク仕事をしている様子を日常的に目にすることは本当にしあわせなことなのだと思う。このチームに入って4ヶ月弱。ミュージアムの誰もが「エクスプロラトリアムで一番おもしろいセクションに入れてあなたはラッキー」というのは本当だと思う今日この頃。私はここで正式に働いているわけではないのではっきりいってチームの末端にいるわけだけれど、はじっこ(?)から関わっていてもそう思う。