Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

ぎゅぎゅっと、のびのび。

2011-10-26 22:27:47 | 日常
あっという間に日々が過ぎていく。

先週は土日ともこれ以上ないくらい素晴らしい天気で、土曜は学校の仕事だったけれど、夕方からサンフランシスコ市内でフィリップと待ち合わせ。夏の再来かのような暑い日だったので2人でアイスクリーム屋さんへ。夜は Mikaku というSushi Barで少しだけお寿司をつまむ。いい日だった。

翌日はまたこれ以上ないくらいの晴天。
Contemporary Jewish Museum(現代ユダヤ博物館)で、アメリカの奇術師 Houdini の特別展を見た。職場のスタッフ証を見せたら「どうぞ」とまたまた無料で入れてもらえた。Houdiniはマジシャンとして第一人者。館内の展示物を触らずに見る、というのがなかなか難しくなっている自分に気づく。ふだんエクスプロラトリアムで「すべての展示に触ってみてくださいね」と案内しているせいか。


(Jewish Museum前の公園でまたアイス食べた)

夕方は最近毎週のように会っている友達夫婦と Hays Valley で合流。ここ私の大好きなエリアだ。街角のカフェで他愛ないことを話した。途中、あと1週間でデンマークへ引っ越すというギリシャ人友達も合流。UCバークレーでPhDを取り、しばらくはサンフランシスコの企業で働いていた彼女だが、企業文化になじめず再び研究生活に戻る決心をした。前々から声のかかっていたデンマークの大学でポスドクをすることに決めたのだという。

「決めたの」という彼女のすがすがしい顔がとても印象的だった。2年前、自分がアメリカに来ようと思った時のことをちらっと思い出した。決めてる時って本当になにも見えないし分からないけど、ふりかえってみて分かることがいっぱいある。だからこの後が楽しみだねっていいながら最後のお別れをした。


La Boulangeのマカロン)

月曜は仕事に行ったら、急きょ今週末のハロウィンで何かイベントしようということに。「かぼちゃ +パワーツール、モーター、ライト」で、ハロウィンDIYワークショップの企画が1日でできあがる。説明するより先に手が動いてしまう同僚達と、かぼちゃの買い出しから始まって、突飛なアイデアや思いつきに大笑いしながら1日が過ぎていく。


(まずは王道のJack-O-Lanternをつくった)

夜はアートスクールの Drawing クラスへ。毎回、楽しく授業を受けている。私がいちばん初心者なので、今はついて行くのに精一杯。でも毎週3時間じっくり描ける時間を確保できているっていうことがすごく意味がある。

火曜日は Scientist-in-Residenceとしてエクスプロラトリアムに来ている研究者達とのコラボレーション企画の始まりの日。NOAA (National Oceanic and Atmospheric Administration: アメリカ国立海洋大気圏局)からいらしているこの研究者グループは、天候、気候に関する調査をしている人達なので、私はまったくの門外漢。でもこれから一緒に、ビジター向けのアクティビティを考えていくことになっている。meteorology(気象学)系の単語、またまた頭にたたき込む。詳しく何を専門にしているのか聞いたらStorm Chaserだそうで、ふだんはオクラホマとかにいてTornado(竜巻)を追う調査してるんだって。私この仕事してなかったら一生出会わないような人達だなぁ。

この日は仕事帰りに髪を切りに行った。ようやくお気に入りのスタイリストさんをサンフランシスコで見つけたのだ。今回が2回目だったけどまた上手に切ってくれた。軽くなった頭で Transbay Bus Terminalへ。夜7時45分発のバスを待っていてずいぶんと日が短くなったんだなぁと気がついた。この時間でもう真っ暗!


(いつも乗り降りしてるバス停からの景色)

そんな感じの近況。
あくせく、というよりは、ぎゅぎゅっと詰まった毎日を逆にのびのびと過ごせている(今走り書きながらもブログが書けるのはそういう心の余裕のおかげ?)。

最近はじめたランチクラブの功績もあるかも。これについてはまた後で書こうと思うけど、とにかく毎日のランチを同僚と持ち回りで担当制にしていて、これがとてもよく機能してくれてる、今のところ。自分で毎日つくらなくていいっていうのがラクだし、みんながつくってきてくれるランチが健康志向で、うす味で、やさしいのだよね。

ありがたや。
コメント
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