Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

ペルー、クスコからマチュピチュへ

2013-09-08 18:33:01 | ペルー
今日はクスコからマチュピチュへ移動する日。
列車は、クスコの端にある Peru Rail ペルー鉄道の駅 Poroy(ポロイ)から朝 6:40 に出発する VISTADOME(ヴィスタドーム)号です。この日5時起きです。


この列車に乗り込むには荷物制限があることを乗る1日前ぐらいに Peru Rail のカウンターで知りました。私と母はマチュピチュに何泊かする予定でいたので、持ってきていた大きなスーツケースを2人とも持ち込むつもりでいました。カウンターのお姉さんは断固として、
「大きなスーツケースは列車には乗せられません。」
「ひとりにつきバックパック1つが原則です。」
「荷物を持っていきたいならクスコから郵送しなさい。」などと言う。

その日はひとまず「はーい、わかりました」といって引き下がり、宿でいろいろネット情報収集した結果、確かに厳しい荷物制限があるけれど、実際はそこまで厳密ではなさそう、、、という印象。私達は2人の荷物を1つの大きなスーツケースにまとめて押し込み、もう1つのスーツケースはクスコの宿で預かってもらうことにしました(またクスコに戻ってくるし)。


そして早朝。
駅についてみたらみんなバックパックかボストンバッグに自分の荷物をコンパクトにまとめてる人ばかり。大きなスーツケースをごろごろ転がしてるのは私達だけで、なんとな~く肩身の狭い思いをしました。搭乗時間になったら車両に荷物置き用のラックがついているのが見えて、何とかおとがめもなく無事に乗り込むことができました(スーツケース2つ持ってこなくてよかった)。ほっ。


きちんとした食事やカクテルがふるまわれるような豪勢な列車(ハイラムビンガム号)も出ているけれど、私達は大きな窓で囲まれた展望列車で景色を楽しみつつ、軽食と飲み物がふるまわれるヴィスタドーム号。高地を走る上、太陽がさんさんとふりそそぐので乗る前に日焼け止め必須です。


ガタンゴトンと時速30km ぐらいでとてもゆ~っくり進む列車。
4人で相向かいのシートで、真ん中にテーブルがありそこに軽食が出されます。
・ペルーパンケーキ
・ほうれん草とチーズのキッシュ
・フルーツ
・紅茶


車窓の外は、ひたすらのどかな山岳地方の景色。段々畑や、農地、刻々と移り変わる山肌を眺めつつ、ふと気づけば雲のかなたに万年雪をかぶったアンデス山脈も見える。

午前10時前、予定通りマチュピチュ村の駅(アグアスカリエンテ)に到着。クスコから実に3時間。距離にしてみれば 8~90km しかないはずなのに、列車で3時間、ということは時速 30km ぐらいの計算。本当にゆっくりのんびり進んでたよね。

ホテルの人が迎えに来ているはずだったけれど、時間通りには来てくれていなくて、少し待ってからやっと落ち合えて無事にホテルへ。
は~、着いた着いた。(つづく)
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