Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

こっちのワークショップ

2007-01-15 12:39:55 | ニューヨーク
■日本の方に会いました
仕事の関係もあってマンハッタンのChildren’s Museum に行ってきました。
アメリカでは明日がちょうどMartin Luther King Dayで祝日。

チルドレンズミュージアムでは、Martin Luther Kingにちなんで “I have a dream” Quiltというワークショップが行われていました。こども達にどうしてキング牧師の日を祝うのか考えてもらうためのワークショップだそう。

(なんだか留学時代の実習を思い出させる光景でした)

いろいろスタッフの方にお話をきいていたら、なんと日本人の方がここで働いているそう!
ということで、紹介していただきました。
Museum Educationを勉強するためにこちらの大学へ入り、マスターをとって、今はここで働いているのだとか。小学校での実習、日本人が1人だけという境遇など、私と似たような経験がたくさんで、しばらく話し込んでしまいました。

将来は日本で就職を探しているのだそう。
この分野もこれから日本では職域として確立されるといいなぁと思う。

はぁー。がんばっている人はたくさんいるのだ。
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海を越えて

2007-01-14 14:57:07 | ニューヨーク
■あったかい
ほんとうに会いたいなぁーと思う人に会えるのは1年に数回です。
今、ニューヨークへ来ています。

(あったかい、今年のニューヨーク。気候も、出迎えてくれる人達も、なにもかも。)

■たくさん歩いた
昼間、Aの家でパンケーキをごちそうになった後、夜は、FとSにDumboへ連れて行ってもらいました。
DUMBOとはDown Under the Manhattan Bridge Overpassの略で、文字通りManhattan Bridgeのふもとに広がるエリアのこと。Williamsburg(バージニアのではない!)と並んで最近アーティスティックになりつつある街だとか。マンハッタンよりもっとヨーロピアンな雰囲気があるから素敵。それにとても静か。

でも行ったのは夜。Brooklyn BridgeからManhattan Bridgeまで、川沿いに歩ける素敵なリバーサイドウォーク。

今日1日、マンハッタン~ブルックリンをたくさん歩いた。
聞こえてくるのは色々な国の言語。結局さ、マンハッタンで「English」しゃべってる人ってめちゃ少ないよね。
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寒い日のお散歩

2007-01-11 23:58:07 | 京都
■引き算の美
この間の連休に、竜安寺~仁和寺界隈を散歩しました。

竜安寺と言えば石庭が有名(人がいっぱい)。ここに来るのは大学時代以来。枯山水って、水を抜いてこそ水の存在を強く意識させるっていうけど、なんとなーく息苦しいことない? 不在によって存在を強めるっていう手法なのに、私の想像力が足らないのかな。

まぁそれでも、ただただじーっっと眺める。水なき水を楽しむ。枯山水のお庭は日本人が得意な引き算の美学。
想像力の働きでお庭を完成させるからこそ、前来たときとまったく違った見方がふっと訪れることがある。物の見方はひととおりではないんだって思う。

■足るを知る

有名なつくばいに出会って、これって竜安寺だったのかと思い出す。「吾唯足知」です。吾(われ)、唯(ただ)、足るを知る。
高校時代の国語の先生に教わったっけ。あれがない、これができない、それがだめ、、、etc. じゃなくて、今手にしているものの素晴らしさにもっと目を向けなさい、ってこと。そうだよね、満ち足りているのだ。そうだそうだ。
救われるなぁー、そういう考え方。

■きぬかけの道にカフェ

cafe 山猫軒です。
仁和寺、竜安寺の散歩コースにはうれしい存在。「ぜったい気に入るよ」と言われてほんとその通り。おなか空いてたのでごはん食べて、甘いものが食べたくなってワッフル食べて、コーヒー飲んで。結局2時間もいてしまった。

京都にながれる時間ってなんなんだろうー。
ここに住んでいても、仕事していても、休みの日にこうして出歩く京都はなんかいつもと違う気がします。
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教えることによって一番私がわかりたい

2007-01-09 23:35:51 | 日常
■それはまるごと私
この春から現代GPの一環で、ある大学にて、こどもの学び場づくり(ワークショップ)に関するプロジェクト科目を担当させてもらえることになった。はやりのプロジェクト型学習だ。
一般公募に応募したのは10月、決定したのが12月、シラバスなどの提出が1月、授業が始まるのは4月から。もちろん私1人の力じゃない。企業という組織・フィールドの力があったおかげ。

この大学がこの科目を立ち上げ、私のような企業・地域団体に属する外部の者に授業を担当させるには大学なりの理由があるのだろう。大学側の言い分はこう。
「現代の学生は、言われたことはできるけど、自分で何かを見つけ出して実行する力がない。」
「テクニック・ノウハウの習得は長けているけど、未知・未決の問題を考える能力が弱い。」
「総じて、チャートのない事柄を自分で考え抜く力に欠けている。」などなど。
⇒だから「社会」の教育力を大学へ!

(おいおい、問題指摘しておいてあとは社会にまかせるのー?、と突っ込みたくなるのだけど。)
同時にまるで私のこと言われてるみたいな気がしている。

仕事で直面する問題に対して、いつも「正解がわからない」と泣き言をいい、「突破口が見えない」と言ってくじける。
「分からないことに対してスケジュールは引けません」とか言ったりする(分からないことを分かるようにするプロセスを含んでスケジュールを組むのが私の仕事でもある。)

でも、だからこそ「教えることによって学ぶ」という学習理論の最大の真実をもって(!)、この科目をとおして私自身が学びたいと思う。ほんとうにそう思う。

・情報収集(適切な手段で情報を収集する力)
・情報分析(収集した情報を的確に取捨選択し、再構成する力)
・情報活用(情報をプロジェクト推進に利用できる力)
・企画力(新しくユニークな解決方法や作品をつくり出す力)
・交渉力(プロジェクト推進に必要な活動を質的、量的に結びつける力)
・コーディネート力(状況に応じたコミュニケーションをプロジェクト推進にいかす力)

これはワークショップ実践をとおして、学生に“考えてほしい”力。自分のことを省みながら心からそう思う。
この科目をとればこれが身につきます!なんて安易なことは言えないものね。

ただ、私がずっと昔に体験した教育実習に足りなかったことは、こういったことを現場でチーム組んで行うといった協同作業だと思う。自分のことをふりかえると、不幸なことにこういった力があるのかないのかをチェックする機会がずいぶんオトナになるまでなかったなぁと思う。そういう機会がなければ、自分の力の欠如は自覚されないままなのだ。

4月までの間、準備できることを精一杯準備しよう。
コメント (9)
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今年のおみくじ

2007-01-03 01:10:46 | 京都
■平安神宮にて

大吉ー!やった!!
○願い事 望外の事以外はほぼ望みのままなり

人の世を清く正しく自分が選んだ道を歩んでおれば大きな変化が無いようであっても時がくれば、
その養った力をなお一層発揮できて、人もうらやむ幸せを得る事が可能である、常に自分を鍛え軽挙盲動を慎むこと。


はーい。軽挙盲動ゲンキンね。よしゃよしゃ。
コメント (4)
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