欧米や日本や多数の国々が
ロシアへの非難決議に賛成し
経済制裁を行う中
インドは非難決議は棄権
ロシアから原油を購入をするらしい。
日印米豪のクワッドのメンバーになり
「こっちの」側かと思いきや
どっち側なんや?
なんで他の国のように
ロシアに対して
強い姿勢ではないのか
素朴な疑問を聞いてみた。
インド人の夫が言うには
⚫︎そもそも経済制裁では戦争は止められない。
⚫︎インドが中立の立場をとったおかげで
沢山のウクライナ在住インド人(と他の外国人)を退避させる交渉ができた。
(ちなみに先日紹介したジャガー・クマール氏も
ペットのジャガーとパンサーを連れて帰国できたらしい)
⚫︎交渉の中で原油購入に同意した
⚫︎ロシアには70年代のバングラデッシュ独立運動の際の
パキスタンとの戦争で助けてもらった恩があり、
それ以来の深い関係がある。
(インドは武器を輸入したりしてるし
ワクチンが不足してた時もロシアから支援してもらったりしてた)
戦争は良くないけど
インドはインドの国益のために動いているのであり
他の欧米の都合に合わせる義理はない。
ということで
今回の微妙な立場も
国内では概ね好意的に捉えられているようです。
「難しい外交バランスをうまく取ってる」という評価。
ウクライナには
武器ではなく
医療品を寄付をしています。
国によっていろんな考え方があり
立場が違うんだなぁと思いました。
そして歴史を知ることは大事だなぁと思いました。
今後、中立の立場を生かして
停戦交渉に一役果たしてくれるといいなと
願います。