辻 直四郎著、講談社学術文庫
古代インドで著された哲学書の総称である「ウパニシャッド」。
宇宙の根本原理や輪廻転生、解脱や業(カルマ)など、
仏教でなじみ深い考え方や用語が、古代インドにおいて
いかに「発見」されたのかがわかる。
つまり、人類の精神文化におけるひとつの進化過程が記されている。
とても面白かった。
「無知を信奉する者は漆黒の闇に陥る。されど学識に満足する者はさらにはなはだしき闇に陥るに似たり」
今日、たまたま会社で、ある「小賢しい人」の話題になった。
ある人は、「あまりに稚拙な嘘をつくから、かわいく見えちゃう」と言い、
またある人は、「あまりに小賢しい罠だから、ほんとに腹立たしい」と言う。
私はその本人に会ったことも話したこともない。
ただ、仕事上もれ伝わって来るその人の動きや、周りの評価で想像するしかない。
どうやらみなの意見が一致しているのは、
その人が「自分は賢く、周りの人はみな自分よりバカだ」と思っていて、
自分のトークによって、みなを手玉に取っていると本気で信じているらしい、ということだ。
でも、口先の嘘でごまかされている人は、実際は多くないらしい。
最も大きな罠は、その人自身の「傲慢さ」なのかな。
近いうちに、チェ・ゲバラの後編を観に行く。
古代インドで著された哲学書の総称である「ウパニシャッド」。
宇宙の根本原理や輪廻転生、解脱や業(カルマ)など、
仏教でなじみ深い考え方や用語が、古代インドにおいて
いかに「発見」されたのかがわかる。
つまり、人類の精神文化におけるひとつの進化過程が記されている。
とても面白かった。
「無知を信奉する者は漆黒の闇に陥る。されど学識に満足する者はさらにはなはだしき闇に陥るに似たり」
今日、たまたま会社で、ある「小賢しい人」の話題になった。
ある人は、「あまりに稚拙な嘘をつくから、かわいく見えちゃう」と言い、
またある人は、「あまりに小賢しい罠だから、ほんとに腹立たしい」と言う。
私はその本人に会ったことも話したこともない。
ただ、仕事上もれ伝わって来るその人の動きや、周りの評価で想像するしかない。
どうやらみなの意見が一致しているのは、
その人が「自分は賢く、周りの人はみな自分よりバカだ」と思っていて、
自分のトークによって、みなを手玉に取っていると本気で信じているらしい、ということだ。
でも、口先の嘘でごまかされている人は、実際は多くないらしい。
最も大きな罠は、その人自身の「傲慢さ」なのかな。
近いうちに、チェ・ゲバラの後編を観に行く。