最近、すっかりお気に入りで、よく聞いている。
うちにはCDが2枚ある。
ロンドン・フィル、ヴァルター・ヴェラー指揮。
ベルリン・フィル、ロリン・マゼール指揮。
聴き比べてみると面白い。
ロンドン・フィルのほうは、ダイナミックでドラマチック。
ベルリン・フィルのほうは、清楚で優美。
こうなると、どちらがより好みか、ということになる。
最初は、ロンドン・フィルのほうが派手だったので、
「そうそう、ここで煽ってくれよ」と思った。
でも、聴いているうちに、ベルリン・フィルの「こっそり上手」というような、
細かな余韻の残し方が、とてもいいと思い始めた。
いずれにしても、超一流の演奏なわけだけど、
指揮者と楽団によって、こんなにも受ける印象が違うのだと改めて気づかされた。
ただ上手なだけでは、何も届かない。
どう理解して、どう表現するか。
そして、その場を構成するすべての人の感じ方によって、
いかようにも姿を変えるのが、音楽のすばらしいところ。
この余地が残っているから、音楽は素敵だと思う。
うちにはCDが2枚ある。
ロンドン・フィル、ヴァルター・ヴェラー指揮。
ベルリン・フィル、ロリン・マゼール指揮。
聴き比べてみると面白い。
ロンドン・フィルのほうは、ダイナミックでドラマチック。
ベルリン・フィルのほうは、清楚で優美。
こうなると、どちらがより好みか、ということになる。
最初は、ロンドン・フィルのほうが派手だったので、
「そうそう、ここで煽ってくれよ」と思った。
でも、聴いているうちに、ベルリン・フィルの「こっそり上手」というような、
細かな余韻の残し方が、とてもいいと思い始めた。
いずれにしても、超一流の演奏なわけだけど、
指揮者と楽団によって、こんなにも受ける印象が違うのだと改めて気づかされた。
ただ上手なだけでは、何も届かない。
どう理解して、どう表現するか。
そして、その場を構成するすべての人の感じ方によって、
いかようにも姿を変えるのが、音楽のすばらしいところ。
この余地が残っているから、音楽は素敵だと思う。