今朝の通勤電車の中で、ふと、小さなストーリーが浮かんだ。
浮かんだ話の断片を構成していくと、
昔読んだ何かや、どこかで見た何かに近くなっていってしまうのだけれど、
自分なりに、そこそこ気に入ったストーリーにまとまった。
そして、骨子ができたところで細部を考え始めると、
知らず知らずのうちに、
実際に行った場所での思い出や、好きだったこと、興味のあったことを中心に考えていた。
私は私という「枠」を越えることはできない。
でも、比較的好きなことをやってきた人生だったんだなあ、と思った。
20歳のときに、シルクロードというか砂漠の序の口へ行って、
それでも、なんてスケールが大きいんだ!と感動した。
濁流のような黄河の流れを見て、日本の川では感じたことのないような恐怖を覚えた。
日本では、四季のうつろいが美しくて、
草木の変化で、自然の息吹を感じるけれども、
大陸で見た自然は、地球という大地じたいが生きていると
感じるような迫力があった。
アフリカの風は、どんなにおいがするのだろう。
北欧の白夜は、どんなふうに雪を照らすのだろう。
もっともっと見てみたい、体験してみたいと思うものが出て来た。
ああ、そうだったなあ、私はこんな人間だった。
物語を考えているうちに、そんな気持ちになった。
浮かんだ話の断片を構成していくと、
昔読んだ何かや、どこかで見た何かに近くなっていってしまうのだけれど、
自分なりに、そこそこ気に入ったストーリーにまとまった。
そして、骨子ができたところで細部を考え始めると、
知らず知らずのうちに、
実際に行った場所での思い出や、好きだったこと、興味のあったことを中心に考えていた。
私は私という「枠」を越えることはできない。
でも、比較的好きなことをやってきた人生だったんだなあ、と思った。
20歳のときに、シルクロードというか砂漠の序の口へ行って、
それでも、なんてスケールが大きいんだ!と感動した。
濁流のような黄河の流れを見て、日本の川では感じたことのないような恐怖を覚えた。
日本では、四季のうつろいが美しくて、
草木の変化で、自然の息吹を感じるけれども、
大陸で見た自然は、地球という大地じたいが生きていると
感じるような迫力があった。
アフリカの風は、どんなにおいがするのだろう。
北欧の白夜は、どんなふうに雪を照らすのだろう。
もっともっと見てみたい、体験してみたいと思うものが出て来た。
ああ、そうだったなあ、私はこんな人間だった。
物語を考えているうちに、そんな気持ちになった。