1ー6巻、ソルジェニーツィン著、木村浩訳、ブッキング刊
ようやく読み終わった。長かった。
寝る前に読むと、悪夢を見る。深く深く心に沈殿する。
どんどんつらくなって、最後のほうは斜め読みになってしまった。
旧ソ連の収容所については、いろいろな本で語られているし、
雑誌などでも読んだことがある。
また、以前、カンボジアの強制収容所を訪れたことがあるので、
そこで見たことや、ガイドさんから聞いた話などが重なって来て・・・、
複合的に、どんどんどんどんこわくなった。
何と言っても、一番こわいのは、
その場にいたら、自分も、それに加担してしまうだろうと思うこと。
いくらでも仲間をいじめ抜いてしまうだろうと思う。
あまりにも得体がしれなくて、どうも言葉としてまとめられない。
そんな気分だ。
最近、仕事をしていてよく思うのは、
人は、自分の弱さをかくすために、いろいろとごまかし、隠蔽するものだなあ、ということ。
なかでも一番痛むのは自分の心。
心をごまかすために、たくさんの理由をひねりだす。
この発想力はものすごい。
現実世界なんてなくて、仮想の世界で生きている。
バーチャルだ。
それならせめて、楽しいことを考えたい。
でも、他人を傷つけることに楽しみを感じてしまったら・・・、
きっと発想力を駆使して、理由を見つけるんだろうなあ。私も。
ようやく読み終わった。長かった。
寝る前に読むと、悪夢を見る。深く深く心に沈殿する。
どんどんつらくなって、最後のほうは斜め読みになってしまった。
旧ソ連の収容所については、いろいろな本で語られているし、
雑誌などでも読んだことがある。
また、以前、カンボジアの強制収容所を訪れたことがあるので、
そこで見たことや、ガイドさんから聞いた話などが重なって来て・・・、
複合的に、どんどんどんどんこわくなった。
何と言っても、一番こわいのは、
その場にいたら、自分も、それに加担してしまうだろうと思うこと。
いくらでも仲間をいじめ抜いてしまうだろうと思う。
あまりにも得体がしれなくて、どうも言葉としてまとめられない。
そんな気分だ。
最近、仕事をしていてよく思うのは、
人は、自分の弱さをかくすために、いろいろとごまかし、隠蔽するものだなあ、ということ。
なかでも一番痛むのは自分の心。
心をごまかすために、たくさんの理由をひねりだす。
この発想力はものすごい。
現実世界なんてなくて、仮想の世界で生きている。
バーチャルだ。
それならせめて、楽しいことを考えたい。
でも、他人を傷つけることに楽しみを感じてしまったら・・・、
きっと発想力を駆使して、理由を見つけるんだろうなあ。私も。