ラクダのコブからトマノ耳方面を望む
期日 :2016年4月23日
コースタイム・天気 曇り後晴れ
ロープウエイ土合駅Ⓟ8:07―西黒尾根登山口8:25―ラクダのコブ11:05―昼食1510m(引き返す)11:30~13:13―登山口15:03―ロープウエイⓅ15:17
メンバー : L自分、SL TKさん、TSさん、YFさん
記録
4月10日に武尊山に登って楽しかったので、近くに見えた谷川岳西黒尾根を計画した。
西黒尾根は、中島喜代志が、修験道とクライマーの山に初めて開いた登山道との事。日本三大急登の一つと言われている。
雪の状態がはっきり分からないため、ピッケルとアイゼンを準備して臨んだ。予定通りの時間に駐車場に着き、登山指導センターに届出書を提出て出発。天神平方面はガスがかかり見えないが予報では晴れるとの事で登山開始。
西黒尾根登山口 いきなりの急坂
気温はかなり暑いのでシャツ二枚で登りだす。いきなりの急坂で汗が噴き出す。鉄塔付近から坂がゆるくなって1270m付近より雪が出てきて登りやすくなった。
1130mピークより谷川岳を望む
1130m峰
上部は坂が急になったのでアイゼンを着けた。一部雪がない所もあったが、歩きやすく1445m鎖場の下まで登った。
鎖場下1340m付近の登り
1445m小ピークの鎖場①には雪がないが、岩がツルツルで登りづらい。この小ピークからラクダのコブ(ラクダの背)が見えた。
1445m鎖場①下でアイゼンを外す
鎖場①を上から
手前のピークよりラクダのコブを望む
コブの登りには二ヶ所目の鎖場②があった。同じように滑る岩場で腕力で登った。ラクダの背の標柱はすでに倒れていた。
ラクダのコブへの登りの鎖場② 二ヶ所ある内の下部鎖場
鎖場②の上部鎖場
ラクダのコブ(背) 標柱は倒れていた
後ろ側には、朝日岳、笠ヶ岳、武尊山などがきれいに見えた。コブを下ると巌剛新道が合流するコル。前方の登りはザンゲ岩までの一直線の登り。厳しそう。
ラクダのコブからの展望 朝日岳、笠ヶ岳、白毛門
ラクダのコブからの展望 武尊山方面
鞍部への下り 頂上まではまだ遠い
岩剛新道合流点
ここでメンバーにトラブル発生。足が吊ったとの事。休憩して薬を飲む。かなり激しいので治っても登るのは無理と判断し下ることにした。一時間程で回復したので慎重に下った。鎖場も無事下りられたので一安心。この後もゆっくり降りて登山口に戻った。
1510mより引き返す 背後の武尊山方面を望む