晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0916  奥秩父 鶏冠山(とさかやま)、木賊山(とくさやま)、甲武信ヶ岳 縦走

2023-06-18 11:54:11 | 登山


        西沢渓谷駐車場から鶏冠山


期日 : 2009年6月12~14日
参加者:L, Akky、M.kawagoe

コースタイム・天気 
12日 晴
 勝沼IC23:10=道の駅みとみ(テント泊)24:18
13日(一日目) 晴時々曇
 道の駅みとみ6:05=西沢渓谷駐車場6:10~20―東沢入口6:45―鶏冠谷出合7:00~05―東沢魚止の滝付近(間違い)7:44―鶏冠谷出合8:10~30―チンネノコル10:34―第一岩峰(1945m)11:11―第二岩峰下(1970m)11:27―第三岩峰下迂回路12:18―鶏冠山、木賊山分岐12:30―山梨百名山鶏冠山(2025m第三岩峰上)12:35~13:25―2115m(地図上鶏冠山)ピーク13:35―2177mピーク13:57―木賊山17:35―甲武信小屋(泊)17:50          
    時間11:30 距離8.1km 標高差2469-1100=1369m

14日(二日目) 曇
 甲武信小屋6:25―甲武信ヶ岳6:40~50―甲武信小屋7:00~08―木賊山7:25―ヌク沢尾根分岐8:00~30-戸渡尾根分岐9:00~10―西沢山荘登山口10:40―駐車場11:10~30=ブドウの丘(天空の湯)12:20~13:50
    時間3:52(甲武信小屋から登山口まで) 距離7.8km、
    合計時間15:22、距離15.9km、標高差2475-1100=1375m、累積標高差+1780m 


    鶏冠山ルート地図


        鶏冠山ルート標高


記録、感想   
 村営駐車場に車を置き、以前はロープが張ってあった東沢入口より沢に沿って歩く。二俣吊橋から見えた鶏冠山の岩峰の険しさにチャレンジ意欲が湧いてくる。東沢右岸を行くと沢に下りないで、鶏冠谷出合まで渡渉しないで行くことができた。


        二俣吊橋から鶏冠山

 鶏冠谷出合で水没した岩を飛び渡渉する。なんとか濡れないで渡渉できた。東釜の沢へ行くパーティが結構いた。鶏冠谷出合のからの登山道は、鶏冠谷に入って左の尾根を登るのだが、ここで間違えて一時間程ロスしてしまった。反省、地形図で確認する必要あり。


        鶏冠谷出合 東沢渡渉


        鶏冠谷へ進み尾根へ取付く 

 鶏冠谷に入り10mほど行くと立派な道標があった。読図能力を試されるところだ。初めは一般道のようなゆるい坂を登って行くが、だんだん急坂になってきて後から来た6人組に追い越された。彼女たちのザックはハイキングスタイルで身軽であった。
 山ツツジが所々咲いている石楠花の登山道を1時間20分ほど登ると「鶏冠谷出合と鶏冠山」の道標が出てきて岩の下に到着した。急な坂を木の根につかまって登り岩の下のトラバース道を行く。


        ツツジとシャクナゲの林から急な登りになる


        鶏冠山道標 1650m


      右手のロープのある岩場を登る


        「鶏冠山―広瀬の」道標を越えてトラバース道を行く


        沢のガレ場の登り 1720m

 倒木の根を登ったり沢状のガレ場を登りチンネノコルで右折してコメツガの林を登って行く。林が切れて突然10m程の岩が前を塞いでいる所に出た。第一岩峰と思われる。ホールドは多く比較的容易に登れた。さらに上に10m程の岩が現れた。第二岩峰と推定。ウェブにあったようにロープが設置してあった。期待していたのに拍子ぬけした。この岩場は、ロープに頼らずに簡単に登ることができた。少し下ってすぐに三番岩が現れた。下はオーバーハング気味で難しそう。右側のクラックをザックが岩に引っかからないように登った。ザックを背負っていると登り甲斐がある岩であった。岩の上からは岩ゴロの両側が切れ落ちた先に第三岩峰とその上に山頂が見えた。前に追い抜いていった人達がヤッホーと呼びかけてきた。


        倒木の根を登る 1750m 


        第一岩峰 鎖がある岩場 難しくない 1950m


      第二岩峰下 ロープがある


        第一岩峰を振り返る 下って来たルート 


        第二岩峰から第三岩峰を望む

 第三岩峰下に着いて見上げると立派な岩である。登りたかったが今回は迂回路を行く。右側に下る迂回路を降り、急坂を登り返すと木賊山への分岐に出た。石楠花がまだきれいに咲いていた。7分程で第三岩峰、山梨百名山鶏冠山の標識がある頂上(標高2025m)に着いた。国師岳や黒金山が霞んで見えた。登ってきた第二岩峰がすぐ下に見えた。意外にあっけなく登れたという感触であった。頂上で昼食を取り木賊山への尾根を登る。


        第三岩峰 難しそうなので迂回路で登る 1975m


       迂回路道標


        第三岩峰道標


        迂回路に咲いていたシャクナゲ


        第三岩峰「山梨百名山 鶏冠山」 標識


        山梨百名山鶏冠山から第二岩峰を望む

 登ってきた第二岩峰への分岐からは道標はなかった。ビシバシ当たる石楠花の枝をかき分けて尾根を行くと2177m峰に着いた。地図上の鶏冠山(2115m)は標識もなく分からなかった。北の木賊山は、はるかかなたに見えた。石楠花の藪は益々手ごわくなってきた。小さいテープを探しながらひたすら登って行く。倒木に悩まされながらようやくゆるい登りになり木賊山下部2300mに着いた。来た方向を振り返ると鶏冠山が見えた。


        木賊山への稜線 シャクナゲの枝がビシバシ当たる 倒木も多い


        イワカガミも咲いていた 2110m 

 最後のゆるい登りを西に登ってようやく木賊山2469mに到着した。途中のザレた所から雄大にそびえる甲武信ケ岳を眺め一気に小屋まで下った。一般登山道の何と楽なことかと感動を覚えた。夕食は担ぎ上げたトン汁とワカメの酢の物をいただく。何とおいしい食事だろう。一杯のウイスキーがしみ渡った。


       2280m付近から登って来た鶏冠尾根 後ろは鶏冠山


        木賊山 2469m 一等三角点があった ここから一般道で道が良くなる  甲武信小屋泊


 二日目は甲武信ヶ岳を登り、徳ちゃん新道を下り駐車場に戻った。


        二日目 甲武信小屋を出発


        甲武信ヶ岳山頂


        木賊山への登りから甲武信ヶ岳を振り返る 地下丸新道を下る


        徳ちゃん新道分岐から右の徳ちゃん新道を下る


        1680m付近の新緑の林を下る    




  


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