今から28年前、1988年に発売されたカメラです。
もちろん、フイルムカメラ。
これの前世代になるα7000は、実質商業的に発売された世界初のオートフォーカス機能を
搭載したシステム一眼レフカメラで、欲しくてしょうがなかった。
で、さらに機能アップして当時としては画期的なデザインに惹かれ即座に
購入したα7700i。
現在はミノルタ自体が存在しないのが残念です。
(吸収合併によりコニカミノルタとなって、その後カメラ事業より撤退。
現在は技術やサポートをソニーが引き継いでいる)
そんなわけで、現在はもうほとんど使用していない。
(デジカメに慣れてしまうとフイルムカメラはけっこう面倒だし)
でも、当時はオートフォーカスの使い勝手の良さに感動してよく使ったな。
400mm望遠、ストロボ、リモートシャッターまで揃えて。
・オートフォーカス測距点が3か所あった。(当時としてはすごい)
・動体予測オートフォーカス機能を搭載。(他メーカーも真似た機能)
・今までのデザインと比べ無骨さのない曲線美。(今から見ると無骨さそのもの)
・補助光発光機能が内蔵され、6分割測光機能でオートフォーカスと自動露出能力が
他社より優れていた。
・撮影モード機能がカードシステム採用により自動でできた。(当時はメモリ搭載量がなかったので
カード挿入により撮影したい露出関連の撮影モードを自動でできた)
など、画期的なカメラでワクワクしながら使ってましたが、今では当たり前になって
これでは物足りないくらいの高機能になってます。
って書くと、すごく希少価値のあるカメラのように感じますが、
そうでもありません。
当時はけっこう売れて数が出てるし、現在は需要もありません。
ネットオークションを見ると、500~1,000円くらいでも売れてませんな。
でも、持ってます、20代の思い出なんで!
たまに電池交換してシャッター音を聞いて満足してます。
重ね重ね、MINOLTAの名前が付いたカメラが販売店から無くなったのが残念でした。
ちなみに、現在は当然デジタルカメラ。
キャノンの本体2台とその他交換レンズを使用してます。
α7700iファンのお仲間がいらっしゃって嬉しく思います。
交換レンズのラインアップにはとてもかないません。
これからもよろしくお願いします。