復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

キャンピングカー体験記No.58:北陸一周(三日目福井は大本山永平寺で法話を聞く)

2018年05月06日 10時24分16秒 | キャンピングカー体験記

 

北陸三県一周の旅三日目は福井県。

コースは下の通り。

徳光スマートIC~永平寺~福井県恐竜博物館~勝山城~大野城~東尋坊。

東尋坊で福井県は終了しR8号に出て金沢市内方向を目指し

白山にある道の駅めぐみ白山で車中泊。

 

永平寺は町の名前も永平寺町。

北陸自動車道福井北JCから分岐した高速道路が永平寺手前まで開通しています。

駐車場は永平寺門前町の一番手前にある町営第一駐車場へ(駐車場はどこも有料)

朝一でどこも空いていて永平寺手前の奥まで駐車可能でしたが、

門前町を歩きたかったので手前に停める。(写真は帰りに撮影)

 

料金は400円、散策マップが貰えます。

 

 

 門前町はこんな感じ。

ほとんどお土産屋さんとなっていて、駐車場の呼び込み合戦?

近くに一乗谷朝倉氏跡の歴史施設があり、合わせてコースにする人が多い

みたいですが、次の恐竜博物館とは反対方向なのでパス。

 

 

 曹洞宗大本山永平寺

最初から建物が大きい。

特段信仰心が高い訳ではありませんが、大本山での修行の様子を見てみたかったし

法話(説法)も聞いてみたかった。

自宅は曹洞宗でもあるし。

 

 

 右手に回り境内に入る。

手の掛かった境内の雰囲気が素晴らしい。

 

拝観入り口。

通用門を潜り左手に受付がある。 

 

 

 驚いたことに拝観券は券売機。

それだけ多くの人が訪れるんでしょうが、永平寺も合理化が進んでいる?

 

 

受付は一人の修行僧?が外にテーブルを置いてやっていた。

永平寺の七堂伽藍が解るパンフレットを頂けます。

 

 

靴をビニール袋に入れて持って入場。

七堂伽藍の内部は繋がっていて渡り廊下を歩いてすべての堂を移動できる。

逆に内部に入ったら途中で外に出て勝手に見学は出来ないようになっている。

まず最初の部屋で、ここも修行僧と思われる若いお坊さんから(けっこう噛んでました)

永平寺見学のための説明を受けます。(各々どんな意味のある建物とか)

朝早かったので参拝者は少ない。

帰路時は混雑してました。

 

お参りの心得はしっかり読むべし。

最後の差し支えなければ脱帽してお参りください。には

ちょっとした心遣いを感じます。

 

 

天井画が素晴らしい傘松閣の広間。

天井には230枚の色彩が飾られている。

昭和5年当時の著名な画家144名によるものだそうです。

 

ぼけぼけですけど、とりあえず。

 

 

山門に向かう廊下。

全て外に出ることなく最上部の法堂まで移動できる。

 

 

山門から仏殿方向の眺め。

雰囲気が素晴らしい。

 

 

山門内部

山門楼上には五百羅漢が祀られているみたいですが立ち入り出来ない。

 

 

よく有る阿吽像とは違います。

左右に二体ずつ、仏教の守護神である四天王が安置されていた。

 

 

山門から僧堂に向かう。

 

 

 

 

 

僧堂付近から見る山門全景。

 

 

仏殿全景

曹洞宗のご本尊、お釈迦様が祀られている。

 

 

最上部の法堂。

修行僧の朝のおつとめ朝課が行われる場所。

大人数での読経の声は、ある意味迫力ありでしょうか。

住持が法を説く説法の場ともなっているようです。

 

 

法堂から見る仏殿。

 

 

大庫院付近にあった大すりこぎ。

誰がどうやって使ったんでしょうか?

 

 

最後に帰路ルートで祠堂殿。

一般の供養など法要が執り行われる。

この日も法要がありました。

読経は15人ほどのお坊さん(修行僧含む?)ですから壮観です。

一般のお寺の法要とは違います。

外から勝手に参加させてもらいました。(内部に椅子が置いてあり当事者以外も見学できる)

最後に僧侶の法話があったが、このお坊さんは仙台市の出身でした。

内容は省きますが、僧侶の法話って身に沁みますな。

 

朝一の入場でしたので空いていてゆっくり見学できたのが良かった。

けっこう長居しました。

帰る頃は見学者で混雑してきたし、門前町の各駐車場も満車状態になってましたから。

 

 

次は福井県恐竜博物館へ。

展示規模の大きい恐竜博物館です。

ここの近くで恐竜の化石(フクイザウルスなど)が発掘されているんで

こんな山の中に施設がある。

 

ぼくと一緒に写真をとろうだそうです。

 

 

入場ゲートを潜ると、エスカレーターで地下4階まで一気に下がる。

 

 

最初の通路両側に海竜の化石。

けっこう完全な形ではっきりクッキリ。

 

 

階段を上がれば正面にティラノザウルス。

口を開けたり体を左右に振ったりで、子供には大興奮。

 

 

後は恐竜の化石がいっぱい。(レプリカが多いが本物もある)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ福井から発掘されたフクイザウルス。

たぶん本物。

他のレプリカと違い、ガラス室内の展示となっている。

 

 

とにかくでっかい。

太古の地球になぜこんな大型の生き物が生存するようになったのか。

改めで童心に帰ってみたりして。

 

 

 

展示場は広い。

 

 

ガメラ?

 

 

 

 

 

地球が冷えて氷河期の時代。

マンモスで恐竜時代が終わってくる。

この後の展示は人間の祖先の原人からホモサピエンスに移って恐竜博物館は終了。

けっこう大人の入場が多くて楽しめました。

 

 

手前の道路沿いにあったホワイトザウルス。

博物館に向かう途中にあって目立っていたが帰りで撮影。

 

サイドミラーで。

さらばホワイトザウルス。

 

 

 

次は大野城(最近天空の城として有名な大野城)に向かう。

途中にあった勝山市の勝山城。

これは元々城などない場所に、資料館として建てたコンクリート施設。

なので、内部には入らず通りがかりの道路沿いからのみ。

不釣り合いなくらい立派な天守造り。

 

 

龍のモニュメントは蛇足かな?

 

 

天空の城、越前大野城に到着

 

駐車場から見上げる。

 

 

上まで登ってみた。

城自体はこじんまりした山城といった感じ。

 

 

近くにあった自販機のプリント。

地上に霧が立ち込めると天空の城に変身。

この日は雨模様、逆に上空に雲が停滞してこの景色の見える

スポットには行く気なし。

 

駐車場の脇にはまだ新しいお土産屋さんの施設が出来ていた。

人気注目度が上がると、とたんに観光協会や行政が動いて箱物が

出来るのはどこも一緒でしょうか。

 

 

この日は最後に東尋坊。

雨模様なので迷ったが、また来る機会はそう無いのでせっかくですから。

到着は17時過ぎ。

さすがにお土産屋さんは閉店後で有料駐車場も無料駐車で最奥まで進入。

 

 

駐車場からは東尋坊は何処なのか見えない。

聞ける人も皆無でうろつきながらなんとか海岸沿い崖場に行く。

 

土曜ワイド劇場のテーマソングが頭の中で思い浮かぶ。

ただし、船越英一郎や片平なぎさどころか人っ子一人居ませんでしたとさ。

 

ドラマでは犯人が被害者を突き落とす場面ですが、実際来てみると

柵などありませんからどこまでも行けそうですが、

突き落とされるような場所まで行きません。

 

 

かえって天気が悪く周辺に誰もいない夕方の時間帯の方が雰囲気あります。

ただ、テレビで見るような大規模な断崖地でもないのは意外でした。

けっこうアッサリです。

下に湾内クルーズの船着場がありますが、天気悪いし誰もいないし心霊現象に

遭遇しても対処できないし、岩場の下には行かず上からの眺めのみ。

 

 

後ろを振り返ればお土産屋さんが迫ってくる。

内部を通行しないと最短で東尋坊に行けない構造です。

閉店後だったんで自分はお土産屋さんの外側を回って来た。

有名観光地は商魂逞しい地でもある?

結果天気のいい時に着た方が良いと思った東尋坊でした。

 

翌日は金沢市内観光。

そのため、金沢市内手前の白山市にある8号バイパス沿いにある

最近出来たばっかりの道の駅めざみ白山に移動して車中泊。

ここも駐車場はけっこう広い。

8号沿いといっても道路と離隔があり走行音も聞こえず、大型車両

駐車エリアとも離れているので(台数も少ない)静かな夜を過ごせた。

車中泊には最適な道の駅の一つだと思います。

金沢市内にも10km程度の場所で近いし。

(画像は無し)

 

四日目金沢につづく。



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