四日目はほぼ金沢市内の観光。
道の駅めぐみ白山を朝6時半ころ出発し、途中コンビニで朝飯購入し
金沢駅西口一般駐車場には7時半頃に入る。
今回も高さ制限3mの屋根は余裕で通過できた。
駐車場は24時間営業が有難い。
一昨日に現地確認していたお陰でスムーズに入ることだ出来た。
帰るときは満車状態で車列が道路まで延びていましたから。
キャンピングカーは駐車場に置きっぱなし、金沢市内は基本歩きです。
四日目コースは下の通り。
道の駅めぐみ白山~金沢駅~長町武家屋敷通り~近江市場~ひがし茶屋街~
石川門金沢城址~金沢駅~R8号北上して富山県朝日町のたから温泉~
道の駅越後市振りの関車中泊
金沢市内のコースは下の通り。
エリア毎に循環バスが巡っていて便利ですが、(料金も100円とか200円だし)
基本全て歩きで巡ってます。
スマホの地図アプリのナビ機能を利用して。
使いすぎて、ひがし茶屋街でバッテリーが無くなりました。
石川門までは無くても移動できましたが、大手門から抜けて最短で金沢駅に
戻ろうとしたら道に迷ってしまった!
金沢城の大手門って予想とは違って寂しい所で道も狭い。
お土産屋さんとか飲食店が全然ないし。
うろうろしたらついに駅方向をロスとしてしまった。
絶対人に聞かないで戻ろうと思っていたけど、1回だけ聞きました。
でもね、聞いてよかった。
もちろん地元の方でしたけど、とっても親切。
観光客に対するもてなし方が身に付いてます。
方向だけでなく所要時間、道路の特徴まで教えてくれましたから。感謝!
最初に長町武家屋敷通り。
区間距離として一番長かった金沢駅から長町武家屋敷通り。
まだ足腰が元気なうちに持ってきた。
朝8時ころでしたが、けっこう観光客が目に付く。
景観を統一し裏通りの趣がすばらしい。
もちろん建物は江戸時代の物はほとんど残っていない感じ。
雰囲気や道路幅などの様子が当時を感じる武家屋敷通りとなっているみたい。
所々がお土産や食べ物やさんになっている。
武家屋敷通りを抜けた辺りの一角に金沢老舗記念館なるものがあった。
せっかくだし、金沢の老舗の様子をのぞきに、
早速入館してみます。
観覧件は100円
元薬問屋の建物を移築したもの。
昭和半ばまでの古い薬袋が展示してあった。
一階は薬問屋の店先再現。
番頭が正面に座り、店主(主)は奥に陣取る。
内部展示場に靴を脱いで上ると、丁度加賀花てまりの展示中。
書院の間
何を飾っているかは不明。
加賀は婚礼時の豪華なしきたりが現在も残っているそうです。
加賀水引を使用した結い納品の数々。
昭和初期の頃までの一般中流家庭の婚礼時の結納を再現したものだそうです。
まだまだ写っていない品があります。
これは親が大変だな~。(一般中流家庭で)
やっと金沢の老舗展示。
やっぱり代表的名老舗は金箔つくり。
いろいろな老舗があったけど、見学してみて面白かったな。
工芸的な老舗が多い感じ。
武家屋敷通りを後にして、百万石通りを通過して近江市場に向かう。
近江市場の十間町口に到着。
大通りに面した正面ではなく、裏口方向からの到着でした。
早くも朝から長い行列の店あり。
金沢おでんみたいです。
基本行列には並びたくないほうです。
なので眺めるだけ。
内部に進入すると、やっぱり行列が出来ていたのは、ここも金沢おでん。
事前の知識は無いので解りませんが、金沢おでんを並んででも食べたいみたいでした。
お昼が近づくと海鮮丼系の店やおすし屋さんか、負けないくらいの行列になってましたが。
市民市場なんでしょうが、観光客が占める近江市場といったかんじ。
海産物も多い。
大きな建物の下をわざわざ市場風に作ったような感じ。
二階には普通に飲食店(やっぱり海鮮系の店が多かった)が入ってますが、
市場よりは混んでいない。(とういよりまだ開店時間になっていない)
午前の早い時間から海鮮丼を食べる気にもならず、
せっかくなのでここは加賀のお菓子。
ゆず餡が入ってました。
観光客用に食べ歩きできる物も数多く売ってるし、ビールを飲みながら焼き物が
食べれるイートインコーナーもあったりして、食べ歩きの好きな人には
ぴったりな場所でしょうか。
早々と近江市場を後にして、ひがし茶屋街に移動。
現在もお茶屋さんが7軒営業してるそうで、体験してみたい?
加賀の雰囲気が一番残っている場所ではないでしょうか。
ここの一角にあった金箔を扱う箔一
金箔ソフトクリームをいただきました。
店員の人は料金支払って目の前に来るまで待っててくれます。
金箔を張り付ける様子を見せてくれる。
なんか凄い。
黄金のソフトクリームといった感じ。
息をかけたら根元の金箔が裂けて破れました。
もっと凄い見栄えだったんですが。
一枚の金箔では全周回りきりませんが、反対側には金粉が振りかけてある。
金の味は解りませんが、ソフトクリームは美味しく頂きました。
一帯は趣のあるひがし茶屋街。
こんな格好をした観光客も結構居ます。
着物同士のカップルなんかも。
レンタル着物屋さんが結構あるようです。
でもね、こういう日本的な格好をしていると外国人の観光客が来て写真を求められます。
眺めていたら、ちょこちょこ外人さんが写真とってましたな。
欧米系の外国人が多かった印象です。
暑くも無く寒くもなく、雨もあがって過ごし易い。
お茶屋街ですから、お茶屋さんを探したらありました。
志摩。
暖簾も掲げてあり営業中かなと思ったら、国指定文化財として公開している
お茶屋さんでした。
どうせ一見さんお断りですから、飛び込みで入れる訳がないんですがね。
一度でいいから芸者遊びをしてみたい?
でもお茶屋さんの雰囲気だけでも味わいたい。
中はどんな造りになっているかも知りたいし。
客室は全て二階です。
展示品として琴、鼓、琵琶があった。
二階の部屋から外の眺め。
芸者さんの三味線が勢ぞろい。
太鼓もある。
大小の太鼓で1セット。
芸者さんの商売道具や櫛かんざし等の身の回り品が展示してある。
モニター画面で芸者遊びの雰囲気だけ味わう。
お茶屋さんの雰囲気を充分堪能。
写真以外の様子もすばらしかった。
やっぱり芸者遊びをしてみたいかな。
お茶屋さん内部の写真はスマホで。(高機能カメラは撮影禁止になってます)
おかげで、電池が無くなりました。
これからの街歩きナビに不安。
次は再び金沢市内を歩き、なんとか石川門の金沢城址に移動。
石川門に通じる坂道を登る。
ここでも箔一が営業していて、金箔ソフトを売っていた。
ここは直ぐ外に面していて外気が入るので、
金箔を貼る際に窓を閉めますだそうです。
石川門全景。
石川門近影
同じ門の石垣なのに、左右でまったく積み方が違うのが面白い。
ぴっちり隙間無し。
こちらは石に色んなマークが彫ってある。
兼六園には入場していません。
中央やや上の石川門から入場して、上の大手門から退場。
三の丸広場から見た五十間長屋。
右手に菱櫓、左手に爪橋門続櫓
爪橋門と爪橋門続櫓。
上に同じ。
大手門のでっかい石のある石垣。
多くの城の大手門付近の石垣には巨石をつかってる城が多い。
大手門から出るが、この先で道に迷った。
大手門って言わば正面玄関みたいなものだと思っていたので、
ここからなら解りやすく駅に行けると思っていたが大間違い。
お土産やさんや食べ物やさんがほとんど無い普通の町並みですから。
スマホの電池も無く道案内が居なくなった。
ま~たぶんこっちかなーっといった程度で、門を出て真っ直ぐ尾張町交差点まで来た。
ここでとうとう道を聞きました。
地元の方がたまたま交差点付近にいて寛いでるところだったので。
そしたらたまたま駅から真っ直ぐ伸びているR159号尾張町交差点でした。
真っ直ぐ行けば金沢駅通りに行けると教えて頂きました。
しかも、所要時間や道路の特徴まで。
とっても親切に観光客に対しての金沢の人のもてなしを感じました。
無事金沢駅通りに到着
あと数分で正面に金沢駅です。
屋根のある歩道が広い。
直ぐ脇も車道ではなく小川のせせらぎと緑地帯があり景観が良い。
仙台市内の青葉通りでも緑地帯は歩道内の一部にありますから
こんな感じではっきり区分したほうがすっきり歩きやすいな。
こうしてみると近江市場は駅から近かったんだな。
武家屋敷通りを経由するとけっこう遠回りだった。
さすがに歩き疲れた。
歩いたほうが現地の生活風俗や文化に触れやすいのでがんばってみたが
年々年の影響が出始めてきたかな?
やっぱり観光地は循環バスが整備されているんで、素直にバス利用だな。
金沢駅東口鼓門に到着。
パイプ椅子が並んでなんかイベントがあるみたい。
しかし、早く休みたいし食事もしたいので確認もせず通過。
再び駅弁購入。
駅弁美味しいんです。
生ものもほとんど入っていないし。
(実は胃が弱いほうで他の人がなんとも無くても自分だけ痛くなる)
遠出中はやっぱり体調が悪くなるのは防ぎたい。
これで石川金沢見物は終了。
駐車場からキャンピングカーを出します。
駐車場は満車状態で空き待ちの車列が伸びていました。
1時半頃の退出で朝から停めて料金1,200円、思っていたより安かった。
明日は山形目指して帰りますから、なるべく近づくようR8号を新潟目指して
走れるだけ走ります。
で、新潟県境目の前の富山県朝日町まで来た。
金沢市内からけっこう移動してます。
風呂にも入りたかったので道路沿いに目に留まったたから温泉。
名前の由来は、目の前がヒスイ海岸がありお宝のヒスイが採れるから?
他の食堂にも看板があり、この辺はたら汁が有名みたい。
地元の人が利用する日帰り温泉みたいですが、
R8号沿いでもあるので、車旅で通りがかった県外ナンバーも目だった。
ここから3kmほど先の、新潟県に入った道の駅越後市振の関で車中泊。
夕方になると、けっこうキャンピングカーなどの車旅での車両で満車状態。
隣りにコンビニがあり便利です。(ただし24時間営業では無い)
隣りに富山ナンバーのバスコンが停まっていて話しかけられる。
どこまで行くのか聞かれたけど、行ってきた帰りなので、富山で立ち寄った
箇所が良かった話しで盛り上がってしまった。
日が沈むまではまだ充分間がある時間帯。
目の前は日本海。
日が沈んできた。
今日は午後から晴れ。
明日は早出で山形を目指すので、早めに就寝。
でも早出は直ぐに山形を目指さず、3kmほどまた富山方向に戻って
ヒスイ海岸を朝の散歩のため。
最終日五日目につづく。