復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

新緑の月山と若ぶなを楽しむ

2008年05月19日 23時05分43秒 | 四季(春)
昨日の続きです。

新緑のブナ林の中で、柔らかい日の光を浴びながら、残雪を歩く。
リュウキンカ広場もまだ水芭蕉が残る中、黄色い花を付け始めていた。


周海沼から戻って、ミズナラ広場から下の石跳川にコースを取る。
石跳川沿いを上流側に移動して間もなく、簡易橋が掛かっていて
ここを対岸に渡ってさらに登る。

橋の下は、雪解け水で水量は多い。
橋は傾いていて注意が必要、落ちれば流される。




橋を渡ってからさらに登ると川の流れに再びぶつかり、間もなくリュウキンカ広場。
青空に湯殿山と姥が岳、
雪解けの水の中には黄色のリュウキンカと白い水芭蕉、絵になる。

水の流れが綺麗です。

リュウキンカ




広場全体のパノラマ

大きい画像はここをポッチ




リュウキンカ広場を後にしてさらに斜面を登って進むと広々とした雪面にでる。
皮松谷地に向かう付近は湿地帯の沼が多い。
姥が岳の見通しが良くなった。


姥が岳の斜面は月山スキー場の中心地。
アップにすると大勢のスキーヤー。けっこう混んでる。

もう少しアップ



豪雪にいじめられながらも、成長し続けるブナの木。



ここいらへんも、幹は細いがブナ林が続き新緑が楽しめた。


ただ、雪解けが早くてブッシュが立ち上がり、積雪期とだいぶ景色が
違っていた。
ネイチャーセンターを目指して下っていったが、ブッシュに行く手を遮られ、自然と
西側方向にずれてしまい下り過ぎてしまう。
ショートカットで登り返す羽目になったが、おかげで始めて見る湿地帯にぶつかり
広範囲に水芭蕉が咲いている場所を発見。
早速ポイントマークを打ち登録した。



間もなくネイチャーセンターが視界に入ってきた。
これで今年の若ぶなも見納めとなり、名残欲しい。


センター横の湯殿山石碑。
3月は頭しか見えなかったが、雪解けが進み土台の石積みもだいぶ見えてきた。
11時半頃戻ってきたが、駐車場は一杯。それでも天気が良かったので
次々訪れる車があった。


帰りがけ、これから登ろうとする単独の年配の男性から「ルートは解り易いですが」
と尋ねられましたが、返事に困りました。
だって、全行程雪の上ですからルートはあって無いようなもので、自分でルートを
決めて自由に歩ける分、迷子にならないよう現在地の把握と目的地を決めて
進行方向の選択をしないといけません。
この方の目的地も解らないのに、ルートは解り易いかと聞かれても応えようが
ないんです。
どこに行きたいのか目的地も明確でなく、ただ何となく先行者のルートを
辿るだけで人に聞かないと判断できないなら、今の時期は注意したほうが
いいです。特に体力の無い年配者の単独なら。
ちなみに、ネイチャーセンターでは午前9時と午後1時30分から無料で2時間程度の
コース案内をしています。今の時期はもちろん若ぶなめぐりです。


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