復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

蔵王のコマクサ

2013年07月15日 21時10分09秒 | 山の植物


海の日って毎年雨降ってますな。

海の日は山に登ってますが、

今年は手軽に今がシーズンの蔵王のコマクサ鑑賞。

雨の中も嫌いではありませんし、下界は雨でも山の上では晴れてることもあるし

とりあえずリフト乗り場駐車場へ。


リフト乗り場の横から登山道へ
昼頃のスタートですが、ガスは濃かったが雨は降ってません。
リフト横の登山道はこんな感じ、葉っぱが濡れて登山道もぬかるんで多少歩きづらい。




アザミが綺麗に咲いてます。




ハクサンチドリも今が旬、でも数が少なかったな。




いつものように今の時期はオトシブミが落ちてます。
ゾウムシの一種が葉っぱを丸めて中に卵を産み付けている揺籃。




オトシブミの落ちていた上にある木を探してみましたが、親は見つける事が出来ませんでした。
葉っぱが濡れていると揺籃には不向きなのか、繁殖行動はしないようです。
ちなみに他の山で見つけたゾウムシのオトシブミ作成中の様子。
小さい体の昆虫でも力があって器用ですな。




馬の背の稜線まで出たがガスが濃い。
この時はお釜が見える雰囲気無し。
ただ、雲はひっきりなしに流れている、雲走りの状態でしたから
そのうちお釜も見えてくると思いながら、淵に近い場所を登っていく。




間もなく刈田のレストハウスや山頂の見通しがよくなった。




お釜も姿を現します。
天気が悪い割にはまあまあーの状態。
すぐ雲が流れてきて隠れてしまうの繰り返し。




移動しながら、日が差す時もあります。





コマクサの群生地に到着。
熊の岳の山頂周辺ではなく、お釜の北側方向の斜面です。
もう少し行くと北蔵王縦走路の入り口になる場所の手前。




雨に洗い流されたコマクサは、みずみずしく色も鮮やかです。
だいぶ傷んできた花も多かったんで盛りを多少過ぎぎみだったでしょうか。
蕾もありましたから、これから咲く花もあるしまだまだ楽しめそうです。














水たまり




帰りのお釜はよく見えてます。




下山途中にあったアオノツガザクラ
こちらも雨に洗われみずみずしい。














リフト乗り場へとの分岐付近。
青空が見えてきた。
後は登ってきた登山道を戻るのみ。
天気が悪いと、訪れる登山者も観光客も少なくて、
静かで登りやすい蔵王のコマクサ鑑賞でした。



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