復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

カセ鳥

2011年02月11日 20時29分51秒 | くらし
かみのやまの奇習「カセ鳥」です。

午前中から市内一円を回っていたようですが、

午後からの市内から離れた葉山温泉の旅館街で見てきました。

旅館の仲居さんが思い切って水をぶっかけますから、見ていて面白い。


各家々を回ってきたカセ鳥集団が移動してやってきました。






店舗ごと回って「カッカッカー」とやっていきます。
お互いテンション高い。





必ず水バケツが用意してあって、水をかけるのが決まりのようになっていると思うほど。






この旅館の仲居さん、水バケツをしっかり抱えてぶっかけるタイミングを計っています。
勤務する旅館からは遠征して他の店舗前まで来てました。





左下手投げのきれいなフォームで鍋を振り回しぶっかけてます。
なんか、カセ鳥に水掛けまくるのが生き甲斐のように見えます。





近くに大きいバケツを用意して、どんどん鍋に汲んでいく。





片手で足りず、もう二刀流でかけまくり。






ちまちま鍋で掛けるのが面倒になったのか、大きいバケツを抱えあげました。
この後は連続写真でお楽しみ下さい。










こけた!


被った!


冷た!


オットットット。


「ヒャー」





ごくろうさまです。





仲居さん、自分の旅館に戻ってパワーアップです。





頭に白いタオルを巻くのは縁起タオルだそうです。
最初にまず巻きつけてます。





仲間も増えてかけられる水も増量。
カセ鳥も大変です。顔の表情は解りずらいですが、覗くと辛そうと言うよりは
無表情に近くて冷たさをこらえているようですか。









かける方は楽しそうで、日頃の不満解消って感じでしょうか。
カセ鳥にはもっと別の意味がありますが。





あんまり掛けると





逆襲されます。
体を振ってしぶきのお返し。




しずくボタボタ。
バケツの水に手を漬けてみましたが、冷たい水道水でした。
今日は比較的穏やかな天気でしたが、真冬に一日冷水まみれはお気の毒です。





「水掛けたのお前かー!」って聞こえてきそうな表情で睨んでる?





こちらは、一仕事終わらしたように満足満足て感じです。





藁を引っこ抜くと縁起がいいみたいです。






「覚えてろよー」






合間合間に気軽に観光客の写真に応じてくれてます。






こんな記念撮影する子も居ました。
ヘルメットが似合ってますよ。


たしかに奇習でした。
見てるだけでもけっこう面白い。


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