牧草ロール

牧草ロールといえば、北海道で見られる風景だけと思いがちですが、
やまがたでもあちこちで見かけます。

北海道のように乾燥した草をロール状にして、そのまま転がしている物と違い
白や黒のビニールでパックしてあるものが殆どです。
これは牧草を乾燥させないまま外気を遮断して、中の牧草を発酵させ家畜（主に牛）
の保存食にしています。

一昔までは、サイロに生のまま入れることで発酵させサイレージとしていましたが、
現在はサイロ建設費や維持費を考えると格段に費用削減出来るため、ビニールパックで
サイロと同じ効果のあるパックサイロが主流になってきています。

そんな訳でサイロのある牛舎は殆ど見かけなくなった分、やまがたでも写真のような
風景を多く見るようになりました。