DIYで物置小屋を作る。(基礎~屋根下地まで)
大きさは1間(1820mm)×2.5間(4550mm)の2.5坪(8.28㎡)
週末だけのDIYで少しずつの進捗。
なのでのんびりゆっくり4/17の墨付けから
ここまででも1.5ヶ月掛かってます。
昨年秋の練習で作った道具小屋(1間×1間)の経験が役立ってます。
①墨を打つ。
とりあえず図面を作ったので、寸歩にあわせ隅を打つ。
基礎ブロックの割付をする。
②既設の土間コンに差し筋を挿入する。
ハンマードリルで孔を開けます。
10mmで開けた孔に10mm鉄筋をハンマーで叩いて差す。
③基礎にするコンクリートブロック(100×190×390)を据える。
・モルタルが逃げないよう木枠をセットしてからモルタルを敷く。
・基本は水平に、高さと通りを確認しながらブロックを据える。
(ハンマーで小突きながらあまりこだわらずサクサク据えて行く)
・大体でも水糸に沿って、けっこう高さと通りが合っている。
・下地のモルタルがある程度硬くなったら、ブロック面に合わせて切り取り
金ゴテで表面を揃える。
④基礎ブロックに土台固定用のアンカーボルトを入れる。
土台の厚みを考慮してボルトが出ないようにセットします。
コンクリートブロックの空洞部には全部モルタルで埋めていません。(面倒なんで)
⑤土台(90mm×90mm)にアンカーボルトの孔を開ける。
インパクトドライバーを使って、10mmのアンカーボルトに15mmの孔を開ける。
サイドからの距離を左右間違って一箇所だけ開け直した。
⑥土台をナットで締め付け固定する。
スクリューボルトを使用すると、ほぞ穴を掘る必要が無いが、13箇所しかないのに
値段が高い締め付けアタッチメントは勿体無いので、ここは面倒でもノミで掘る。
ボルトが土台より出ないように、角座金の厚みも考慮して四角に掘る。
(ノミの切れ味が良いとけっこう簡単に掘れます)
下の画像は、実はアンカーボルトが長すぎてサンダーで頭を削ってます。
これで土台は完了。
⑦柱を建てて棟木を据える。
カーポートの支柱を利用して柱(90mm×90mm×3000mm)を建てる。
柱の固定は結束バンドで。(結束バンドの強度は250kg対応)
カーポートの支柱が垂直に立っていないので、今後の壁材の取り付けに
加工が必要。(左右は水平器で真っ直ぐにしたが、手前に傾きあり)
柱と棟木の連結はこんな感じで。
棟木は屋根の垂木の位置を、勾配に合わせ切り欠いています。
ついでですから、同様に軒桁も同じ間隔で切り欠いておいた。
⑧壁を作る(その1)
カーポート側に僅かな部分の壁を作る。
材料は全て2×4材で。
⑨壁を作る(その2)
妻側の壁(1間)を取り付ける。
土台と柱との固定はインパクトドライバーを使ってネジくぎで。
事前に平らなところで組み立て取り付けるが、立ち上げるには重いので
コンパネ(CBS材)を1枚省略した。
縦横(水平垂直)共にぴったり収まった。
⑩壁を作る(その3)
壁完了
後付でCBSの張り付けは支えが大変なので、
結局、重かったけど1間ごとCBS材も張り付けて立ち上げた。
真ん中の開口部は明り取りの窓替わり。
⑪屋根の下地材を作る。
これが一番寸法の割付に悩んだ。
屋根材寸法との兼ね合いもあるんで。(屋根材に何を使うかで違ってくる)
組み立て自体は単純です。
垂木は2×4材の8fで。
簡単にシンプソン金具を使用した。
もちろん裏側からはネジくぎを斜めに棟木に打ち込んでいる。
水糸を張り、軒先の通りを揃えるように取り付けるのがポイントだったな。
横材は35×40×3660の型枠用杉材。(コンパネにしようか悩んだが、屋根材
固定の釘が突き抜けずしっかり刺さるように)
作業は単純なんですが、脚立を登ったり降りたりの細かい作業が多くて
丸一日掛かりました。
おかげで足と腕がパンパン。
次は屋根。
その次は妻側三角部の壁、窓、カーポート側の壁。
出入り口の扉と内装(棚とか仕切りとか)。
まだまだ作業は続きます。