アモバン

2013年06月04日 00時21分59秒 | + プラス
世の中の流れとして、ジェネリック医薬品(後発品)は
一般名に変更していってます。

うちの職場でややこしいのがコレ、ゾルピデム酒石酸塩とゾピクロン。
どちらも超短時間型の睡眠導入剤です。
系統は違うのだけど、超短時間というキーワードは同じ。
ゾルピデム酒石酸塩に関しては前はマイスリーという名前だったんですが、
先述の流れでマイスリーがジェネリックになってしまって、
ゾルピデム、ゾピクロンと似たような組み合わせが出来てしまいました。

良く見たら違う名前なんですが、実際に仕事してると
睡眠剤のイメージで“ゾ”始まるキーワードの薬を探すと
意外と間違えてしまうものです。実際、調剤ミスが散発しました。
処方する医者の側にも同じようなミスが続いて
とうとううちの職場ではゾピクロンが先発品のアモバンに変わってしまったのです。

処方&調剤ミスが連発するから、値段が高くなってしまうけど
時代に逆行して先発品へ切り替えるってのは中々やるじゃんと感心。
金銭的な負担は患者に回るけど、安全を優先すると仕方がない感じ。

ところがアモバンってジェンリックの3倍くらいの値段らしい。
アモバン  薬価:29.30
ゾピクロン(東和) 薬価:7.80
これだと4倍くらい差が開いてないか…?

もしこの薬を毎日飲まなければ行けない人が居るとすれば、
今までの3倍以上の負担が増えることに…
いや~これは驚きだ。
先発品が高いのかジェネリックが安すぎるのか。

ところでゾルピデムをマイスリーに戻したら
マイスリー 薬価:78.70
ゾルピデム酒石酸塩錠(沢井)薬価:42.80 

ううん、ゾプピデムって高いな。

ともあれ調剤ミスを無くすような工夫は大賛成。
これからもややこしそうな奴はどんどん変えてくれんかな。

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