佐賀を少し見たいと計画した今回の出張ですが、なかなか大変でした。熊本駅で出会った新幹線のツバメです。熊本を10時の新幹線で新鳥栖で特急に乗り換えて佐賀に付きました。佐賀市ではこれまでに行けなかった佐嘉神社に寄ってみました。幕末の名君、佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社です。藩主直正は、国内初の反射炉、大砲カノン砲、アームストロング砲などを作り、近代日本の幕開けに貢献。その功績を称え別格官幣社として祀られています。初詣の時期には、多くの参拝客でにぎわいます。本殿です。神社内にいろいろと他の施設もありましたが、ここだけはと寄ってみました。荒神さんは台所の神様ということで、大竈がありました。ほとんどお参りしませんが、ろうそくを立てて安全を願いました。台所に関する仕事をさせてもらっているものとしては、しっかりとお参りしないとと思って参拝しました。後、松原神社は安永元年(1772)6月1日創建、鍋島家の始祖鍋島直茂命を奉祀し『日峯大明神』と号し、文化14年(1817)9月祖父鍋島清久命、直茂公室彦鶴姫命を合祀、さらに明治5年に第一代藩主鍋島勝茂命を合祀し、『松原神社』と改められました。
明治6年(1873)この御神殿の北側に新たに神殿を造営して龍造寺家をおまつりするようになり、一般に龍造寺家を松原神社北殿、鍋島家を松原神社中殿というようになりました。
佐賀には河童伝説があるようで、いろいろとありました。こちらは松原神社のようです。大クスノキ、白磁の鳥居です。鳥居には明治の賢劫が刻まれていますが、もともとは400年くらい前に作られたものらしいです。
ここから佐賀城跡までは900mということで、とぼとぼ歩いていきました。前にも見ましたが、昔から残っている建築物です。
佐賀城には天守閣もあったらしいですが、本丸を復元しています。
天守閣は左手の石垣の上にあったようです。訪問施設の近くの川です。来る度によりますが、カッパさんがいます。土手には彼岸花がさいていました。今年最初に見る彼岸花です。
仕事を終えてから唐津に向かいました。1時間ちょっとかかって着いたら5時近くでした。とりあえず唐津城と思ってタクシーでいきました。運転手さんにどこかほかにも見るところがありますかと聞きましたが、もうどこも閉まっているよと言われて城だけとなってしまいました。
唐津市のHPによると「唐津城は、豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高によって慶長7年(1602)から7年の歳月を費やして築城されました。東西に伸びる松原が両翼を広げた鶴のように見えることから、別名「舞鶴城」と呼ばれています。唐津城築城当初は、天守閣はありませんでしたが、昭和41年に文化観光施設として天守閣を建てました。 天守閣内は郷土博物館になっており、唐津藩の資料や唐津焼などが展示され、唐津の歴史に触れることができます。また、展望所からは玄界灘と虹の松原の雄大な景観や、松浦川と城下町唐津の風景をご覧いただけます。」とかかれていました。
城に登るくエレベーターがあり5時までだったのですが、ちょうど5時についてエレベーターに乗ることができました。エレベーターに向かう途中にネコさんに出合いました。忙しそうに動きまわっていました。城のところに着きました。城は土台の石垣を工事していました。帰りは階段をよちよち降りてきました。330段ほどあるそうです。降りたところにまたネコさんが、こちらはのんびりと寝ていました。
呼びかけて目を開けてもらいました。帰りがけに振り返ってみた唐津城です。
唐津から福岡空港行きに乗りましたが、こちらは1時間30分以上かかってようやく着き、20時45分の羽田行で帰ってきました。乗り疲れた一日でした。