サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

炭鉄港カードを巡る旅 その3

2020-08-28 07:00:43 | 公共カード

三笠鉄道記念館(三笠鉄道村)に行ってきました。

明治元(1868)年、幌内地区で大地の遺産である「石炭」が発見され、北海道初の
近代炭鉱となる「幌内炭鉱」が設置されました。この採掘された石炭を輸送するため、
北海道初の鉄道である「幌内鉄道」(幌内-小樽手宮間)が敷設されました。
日本では、明治5(1872)年開通の「東京(新橋)-横浜間」、明治7(1874)年開通の
「大阪-神戸間」につぐ3番目で、産業鉄道としては日本で初めてのものでした。
明治、大正、昭和の長きにわたり石炭輸送を担い続けてきた幌内線でしたが、幌内炭鉱
が閉山する平成元(1989)年の直前の、昭和62(1987)年に国鉄分割民営化に伴い廃線
となり105年間の歴史に幕を閉じました。
ここ三笠鉄道村は、北海道ではじめて鉄道が開通した場所として、鉄道の歴史的遺産、
文化を保存することなどを目的に設置されました。
村内にある鉄道記念館では明治・大正・昭和期の貴重な資料や、実際に使用された
時刻表、制服、部品等の展示のほか、車両の展示、SL乗車体験などを行っています。
また、幌内廃線の線路を利用して三笠トロッコ鉄道が運行されており、クロフォード
公園(旧三笠駅)から三笠鉄道村(旧幌内駅)までをトロッコに乗って楽しむことが
できます。

ぽっぽレンジャーが迎えてくれます。

食堂車もあります。

ヴギウギ専務のサインがありました。

ロケで来たんですね。
すごい盛り上がっている模様。

SLに乗ることもできます。親子連れがたくさん来ていました。

全部載せることはできないけれど、保存車両もたくさんありました。

子どもが小さいときに連れてきてたら喜んだかな。

クロフォード

アメリカの土木技師。ペンシルベニア大学を卒業し、南北戦争では北軍の工兵大尉と
して活躍し、戦後はペンシルベニア鉄道などで鉄道技師としての経験を積んだ。
1878(明治11)年に北海道開拓使の建築兼土木顧問として来日。幌内炭は当初、
資金難と張碓付近の断崖絶壁を理由に鉄道は幌内~幌向太間にとどめ石狩川の舟運で
運搬する案が有力であったが、幌内から札幌を経て直接小樽まで敷設すべきと提案し、
開通に奔走した。

三笠鉄道記念館(三笠鉄道村)
三笠市幌内町2丁目287


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