野外彫刻ではないのだけど、道庁別館11階で小さな彫刻を発見。
エチュード
本郷 新
50センチほどの小さな作品のため、今まで気がつきませんでした。
11階にはあまり行かないのもあるけど、大昔からひっそりたたずんでいたのかな。
北海道庁 本庁舎 のロビーに壁面彫刻があります。
南面レリーフ(開拓使設置以前)
津軽海峡を渡海する先住の人びとや、松浦武四郎などによるえぞ地の探検測量。
北海道のきびしい自然とたたかいつつ、原始林にいどむ開拓者。
壁面彫刻について
このレリーフは、えぞ地といわれた北海道が、わが国においてきわめて重要で
あると認識されるようになった時代(1800年代の初め)から、明治2年(1869年)
開拓使が設置され、3県1局時代を経て北海道庁時代を迎え、本道開拓の基盤が
確立された時代(1900年代の初めごろ)までの間に、先人が開拓のために傾けた
努力を、今日のわれわれの胸によみがえらせ、さらに豊かな北海道を築く意欲を
ふるい起こすことを願って制作されました。
製作者 佐藤忠良 氏
(明治45年 宮城県生まれ、幼少期を北海道で過ごす 東京美校彫刻科卒)
製作期間 昭和42年4月~昭和43年6月
素材 イタリア チボリ産大理石(トラバーチン)
東面レリーフ(開拓使設置以後)
開拓使札幌本庁舎、時計台などと、開拓の先駆者を象徴する群像。
洋式農業を象徴するプラオと収穫を喜ぶ農民、屯田兵・
工場の発達を表すビール工場と製紙工場。
あまりじっくり見たことがなかったので、あらためて説明書きと照らしてみて
感動しました。
ニシン漁網起こし創業と海の幸、漁民群像。
鉱工業の発展を象徴する石炭掘さくの群像と水力発電所。
小樽築港の解説と石炭輸送の鉄道。
北海道庁 別館 1階ロビー
陽光
1978 坂 坦道(さか たんどう)
「羊ヶ丘展望台」の「クラーク博士像」の製作者です。
陽光の広がり
北海道の大地にしっかりと根づきたくましく生長する愛の木
全道があまねくその枝葉でおおわれる限りなく前進する福祉