トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ある企業家が小イワシのフライの特許をとった

2014年05月07日 | 経済
5月7日 トルコのある企業家が黒海地方の、ぱりっとおいしい小イワシのフライの特許を取り、ヨーロッパでその商品化を準備中です。小イワシのフライは黒海地方の名物料理、その特許を取るなんて、そんなのあり?という気がしますけど。

 Hurriyet
 
小イワシのフライ、おいしそうですね。


エルハン・タシュさんは小イワシのフライをヨーロッパ市場に紹介し、大もうけをねらっています。
「私は夢を達成しました。小イワシのフライをトレードマークにし、ヨーロッパに紹介することが私の最高の目標でした。この新製品の商品化のためには、費用は惜しみません」とタシュさんは言っています。
ドイツに住むタシュさんは、40万ユーロかけて、ヴァイターシュタットに設備をつくりました。

・・・おいしい小イワシのフライをシステマティックにつくって売るのかしら。成功したらアンチョビ長者ですね。


ダウトオール外相がウクライナの統一を激励した

ウクライナの統一と領土の確保は万難を排して守られなければならないと、トルコのダウトオール外相が火曜、発言しました。
「ウクライナの統一を守るウクライナ政府は改革に着手し、さまざまな民族や言語を持つ人々に権利を与えるべきだ」と、アフメト・ダウトオール外相は、ウイーンで行われたヨーロッパ委員会の会合で言いました。

 Sabah

5月25日の大統領選をこの改革のためのチャンスにすることができると、外相は言いました。外相はまた、クリミア・タタール人の立場に関して、クリミアはクリミア・タタール人の故国だと力説しました。
「いまこの会合に出席している人々が、現在住んでいる土地に住んでいなかった昔々、クリミア・タタール人はクリミアにいました。従って、彼らの権利は守られなければなりません」
外相はさらに、クリミア・タタールの指導者ムスタファ・クルムオール氏が彼の故国のクリミア半島に入国を拒否されたニュースについて、自身の見解を述べました。
「ウクライナは東と西、すなわち親ヨーロッパと親ロシアによって国境線が引かれてはならない」


3年間のシリア内戦のとばっちりでトルコ人74人が死亡した

3年間のシリア内戦で、総計74人のトルコ市民がトルコ=シリア国境で殺され、337人が負傷したと、水曜、外務省が発表しました。

 Sabah

アフメト・ダウトオール外相は国会で、これらの死は、国境を越えてきた流れ弾、テロリストが起こした事件、違法国境横断によるものだと言いました。
国境警備にあたるトルコ軍はシリアからの脅威を防ぐために、装甲車等でさらに防備を強化する、またトルコは国際協定に従って、国境を守りつづけると、外相は言いました。

これら外相のコメントは、共和人民党(CHP)のセスギン・タンルクル副議長の国会質問に答えたものです。


   「ときどきダイアリー」ヘ

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拘留されていたメーデー参加者173人が釈放、18人が起訴

2014年05月07日 | 国内
5月6日 ドーアンニュースによると、イスタンブールのメーデーのデモで拘束された173人が、検察の審問を終えて釈放されました。検察は18人のデモ参加者を法廷に送り、その中の1人を逮捕しました。

 Hurriyet

裁判所はデモ参加者全員に、執行猶予つきで釈放の判決を出しました。検事は拘留の延期を要請しましたが、野党がこれに激怒し、延期の要請は“政治的な行為”として非難しました。

今年のメーデーはイスタンブール知事がタクシム広場をデモに使用することを禁じたため、緊張が高まりました。
警察はタクシム広場へ行進するグループを阻止するため、並はずれた治安対策をとり、デモ隊が禁止令を無視しようとすると、何千人ものデモ参加者を催涙ガスと放水車で攻撃しました。


東ウクライナのトルコ系少数民族がトルコの保護を求めている

ウクライナ東部に住み、トルコ語を話す少数民族アヒスカ・トルコ人が、現在の東ウクライナの政治的危機の中でトルコの保護を求めていると、彼らのコミュニティの代表ネビジャン・バサトフ氏がアナドルニュースに語りました。
スラヴヤンスクに住む2000人のアヒスカ・トルコ人はいま、親ロシアの分離派とウクライナ支持者の両方から圧力を受けていると、バサトフ氏は言いました。

 Sabah

ウクライナのアヒスカ・トルコ人は両サイドから圧力をかけられ、今後どうなるのかと懸念していると、バサトフ氏は言っています。
「アヒスカ・トルコ人はトルコへの移住を望み、助けを求めています。われわれは自分たちの文化の維持と身の安全を願っています」

アヒスカ・トルコ人のオリジンは、トルコ国境に近いグルジア南部です。1944年、スターリンに故国を追われた彼らは、追放の前後に、差別と人権侵害を受けました。
アヒスカ・トルコ人は元ソ連領とトルコにも少数います。


「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする