クリミア・タタール人がロシア市民にさせられる

５月１日　クリミア・タタール人がロシア市民になることを強いられていると、クリミア・タタールの指導者ムスタファ・クルムオール氏が水曜、ベルリンでアナトリアニュースに訴えました。ロシア市民にならなかったら、外国人として扱われ、就職や選挙の権利がなくなると、クルムオール氏は言いました。

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クリミア・タタール人の指導者クルムオール氏

「最大の問題は、われわれタタール人がロシア市民にならされることです。われわれタタール人の多くにとっては受け入れがたいことです」
クリミア・タタール人はロシアの支配下に入りたくないが、無力感に捉われていると彼は言い、ウクライナの政治的立場を利用してクリミアの国土を占領したロシア人を非難しました。

３月１６日、国民投票では９８％の投票者が、ロシアとの併合のためにキエフから分離することに賛成の票を投じました。
クリミア・タタール人は、クリミアがウクライナの中の自治共和国のままでいることを望んでいると、クルムオール氏は言いました。

「ウクライナの民主主義にも問題はあるが、ロシアとは比較にならない。われわれクリミア・タタール人にとって、威圧的、全体主義的なロシアという国を受け入れることは難しい」

トルコのサポート
クルムオール氏は、ウクライナのロシア併合を承認しないトルコの政策を賞賛しました。しかし、トルコは天然ガスと４００億ドルにおよぶ貿易でロシアと強い結びつきがあり、もしロシアとの貿易を止めたら、トルコには大きな損失となることも、彼は強調しました。

エルドアン首相は、もしクリミア・タタールが危機に瀕することがあったら、トルコは必ず力になると言い、クリミア・タタールに対する支援を表明しています。
クリミア・タタール人は２１０万人のクリミアの人口のおよそ１３％を占めています。

１９４４年、彼らはソ連政府によって中央アジアに集団追放され、１９８０年代後期、ソ連邦が崩壊するまで帰れませんでした。

タクシム広場にこだわるデモ隊が警察と衝突

今日はメーデー。政府が治安のため、メーデーのタクシム広場使用を禁じたにもかかわらず、メーデーはタクシム広場とこだわるグループが広場へ近づこうとし、警察は催涙ガスと放水車で応じました。商業組合とその他の活動家たちはタクシム広場使用禁止令を無視し、警察とプロテスターの衝突が起こりました。

　Sabah

　

わき道からタクシム広場に近づこうとするデモ隊。マスクにパチンコで武装しています。

警察は早朝から、市内のベシュクタシュとオクメイダヌで投石するプロテスターに催涙ガスと放水車を使いました。
シシリ区では暴徒たちが舗石を壊して投げました。警察はタクシム広場に向かって行進するデモ隊に引き返すよう警告しましたが、デモ隊はあくまでタクシム広場に向かおうとし、警察の催涙ガスと放水車攻撃が始まりました。

デモ隊の中には警察に発煙弾や火炎瓶を投げる者もいました。
早朝、野党ＭＰは、タクシム広場に近いベシュクタシュで、すわりこみプロテストを始め、警察に催涙ガスを浴びせられました。

マスクをしたデモ参加者が、わき道からタクシム広場に近づこうとしましたが、治安部隊に阻止されました。
ベシュクタシュではプロテスターの数人が負傷し、その場で救急車の治療を受けました。少なくとも５人のデモ参加者が警察に拘束されました。

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イスタンブルで今日、出動した警官は４万人。その多くは地方から出張してきた警官です。
市内の主要な交通路は、治安のため、市電、バス、フェリーが不通になりました。
今日は全国、３０以上の県でメーデーの催しが行われたと思われます。
イスタンブール県庁は、水曜夜、タクシムから数マイル離れたイエニカプの“認可された”デモ会場に行く人々のために、３００台の無料バスを用意すると発表しました。

タクシム広場は昨年、ゲジ・プロテストの中心になり、何千人もの反政府プロテスターが警察と衝突しました。商業組合とその他の活動家たちは、プロテストの象徴であるタクシム広場の使用を禁止することは、トルコの憲法にも、ヨーロッパ人権法にも違反すると主張しています。

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