5月18日 オバマ大統領は金曜、トルコのギュル大統領に電話し、トルコ史上最悪の炭鉱災害について、全アメリカ人を代表して弔意を表明しました。
13日に始まったトルコ・ソマの町の炭鉱災害は少なくとも299人の命を奪いました。
13日に始まったトルコ・ソマの町の炭鉱災害は少なくとも299人の命を奪いました。
Sabah
ホワイトハウスからの情報によると、オバマ大統領は全アメリカ人を代表して、ソマの悲劇的事故について、トルコ国民に心からの弔意を送ったそうです。
オバマ大統領は「われわれの祈りは、事故で愛する人たちを失った家族の方々とともにあります」と言いました。
ホワイトハウスは、必要なら、助力をする用意があると言いました。オバマ大統領もギュル大統領との電話で、大統領府の意向をくり返し伝えました。
トルコ政府とソマ炭鉱を所有する会社は、過失による災害の責任を否定しています。
オバマ大統領は「われわれの祈りは、事故で愛する人たちを失った家族の方々とともにあります」と言いました。
ホワイトハウスは、必要なら、助力をする用意があると言いました。オバマ大統領もギュル大統領との電話で、大統領府の意向をくり返し伝えました。
トルコ政府とソマ炭鉱を所有する会社は、過失による災害の責任を否定しています。
「ソマの事故は運命ではない」と最高聖職者
宗教庁のトップ、トルコ宗教界の最高権威であるメフメト・ギョルメズ師が、アンカラで金曜礼拝後の説教で、ソマ炭鉱事故について語りしました。
ギョルメズ師は、「この事故は運命とは言えない。責任のある者はすべて罰せられるべきだ」と言いました。
ギョルメズ師は、「この事故は運命とは言えない。責任のある者はすべて罰せられるべきだ」と言いました。
Sabah
「炭鉱でこの世を去った人々は、私たちに2つのことを教えてくれました。正直に働いて生活の資を得ることは尊いこと。そして、労働から搾取し、人々の権利を侵すことは大きな罪であること」と、ギョルメズ師は説教し、ムスリムは己の責任を知ることが求められていると言いました。
「ムスリムは人間の健康を損ねる仕事を警戒する義務があります。運命と死は、人類が責任と義務を無視してよいという意味ではありません。預言者(ムハンマド)が言ったように、ムスリムは確実なやりかたで、ベストを尽くして働くべきです」
ギョルメズ師の説教は、明らかに、炭坑の運営と点検に責任のある当局に対するものでした。
「ムスリムは人間の健康を損ねる仕事を警戒する義務があります。運命と死は、人類が責任と義務を無視してよいという意味ではありません。預言者(ムハンマド)が言ったように、ムスリムは確実なやりかたで、ベストを尽くして働くべきです」
ギョルメズ師の説教は、明らかに、炭坑の運営と点検に責任のある当局に対するものでした。
ソマ炭鉱事故調査のため18人を拘束
5月18日、悲劇的炭鉱事故の調査の一環として、ソマ炭鉱を運営する会社の幹部を含めて18人が拘束されました。
西部ソマで301人の命を奪った、トルコ史上最悪の事故にひきつづいて調査が始まっています。
西部ソマで301人の命を奪った、トルコ史上最悪の事故にひきつづいて調査が始まっています。
Hurriyet
拘束された会社役員の中には、ソマ炭鉱会社の経営者ラマザン・ドールやチーフ・エンジニアのアクン・チェリキも入っています。
検察官は5人の容疑者を法廷に送り、逮捕を求めたと、民放NTVが報じました。
一方、炭坑の入口は、当局が救出作業の終了を宣言した後、レンガの壁で閉鎖されました。
トルコ労働調査委員会の判断で、炭鉱活動はすべて中止されました。いまは事故を調査している検査官と検察官だけが入口周辺への立ち入りを許されています。
検察官は5人の容疑者を法廷に送り、逮捕を求めたと、民放NTVが報じました。
一方、炭坑の入口は、当局が救出作業の終了を宣言した後、レンガの壁で閉鎖されました。
トルコ労働調査委員会の判断で、炭鉱活動はすべて中止されました。いまは事故を調査している検査官と検察官だけが入口周辺への立ち入りを許されています。
「ときどきダイアリー」ヘ