トルコのトピックス

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イスタンブル北部のビーチは日帰り客を待っている

2020年06月14日 | 国内
6月15日 正常化され、夏が来て暑くなってきたため、イスタンブルの住民たちは、週末、近場のビーチへ出かける気になってきています。

Hurriyet

政府がコロナ規制を緩和した後、ヒュリエト紙はイスタンブル市内の黒海岸のビーチを訪れ、パンデミックによって3か月間、家にこもっていたイスタンブル住民のために整えられたビーチを見てきました。しかし、ビーチは昨年ほどの人出はなく、海辺の施設の経営者たちは、大勢の客が来るのは来週からだろうという意見でした。

経営者たちによると、イスタンブル住民はまず、ビーチがオープンしているかどうかを確かめ、ウイルスに対して必要な対策が取られているか尋ねるそうです。「私たちはビーチをオープンする前に、多くのことをしなければなりませんでした。ビーチの砂をふるい、清潔にしました。海辺の海草までクリーンにしました」と、ある経営者は言いました。

イスタンブル北部のビーチは、昨年に比べて20~30%高くなっています。昨年は40~60リラ(6~9ドル)だった入場料は、今年は60~80リラ(9~12ドル)になっています。この料金にはサンベッドとパラソルの使用料は含まれていますが、飲食代は含まれていません。

ビーチのレストランやカフェの飲食代も変わりました。ハンバーガーやピザは22~45リラ(3~6ドル)、フレンチフライひと皿は25~30リラ(3~4ドル)です。朝食は120リラ(18ドル)になるでしょう。

しかし、ビーチでの最も大きな昨年との違いは、ソシアル・ディスタンス対策の実施です。ビーチ・サービスの経営者たちは、ソシアル・ディスタンスを守るためにサンベッドの数を減らしました。ビーチの入口にいるスタッフたちも、マスクやフェース・シールドを着用しています。


「コロナ感染はまだ厳しい脅威だ」保健相が警告


トルコのコロナ感染者数が最近、増加してきたため、ファフレッティン・コジャ保健相は、「コロナ感染はまだ終息から遠い」と、新たな警告を発しました。

 Hurriyet

「6月13日からの数字は、コロナ感染がまだ厳しい状況にある現実を、私たちに突きつけました」と、保健相は14日、ツイッターで言いました。保健省のデータでは、確認された感染者数は、一時は800人から900人にとどまっていましたが、6月12日には1200人になり、13日には1400人になりました。

「われわれにはもう対コロナ対策の経験がじゅうぶんにあります」と、コジャ保健相はツイッターで言い、人々にマスク着用とソシアルディスタンスを守って、“管理された生活”のルールに従うよう要請しました。「これはすべての人々への警告です」

保健省の科学委員会の専門家たちも、規制緩和後の増加は、全く予想しなかったことではないと言いながらも、最近の感染の増加には驚いています。科学委員会のテヴフィク・オズリュ教授は、「この2日間、感染者が増えています。これは目を覚ませという呼びかけです。感染拡大が終わり、パンデミック前の日々にもどったかのように行動してはいけません」と言っています。


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コロナは零細企業に大打撃を与えている

2020年06月14日 | 経済
6月14日 6月11日の調査によると、コロナ危機は零細企業に大きな打撃を与えています。

 Hurriyet

この調査を行った組織「ゴール・プラットフォームのためのビジネス」(B4G)のユミット・ボイネル会長は、「コロナ危機で最も打撃を受けたのは、零細企業の69%と小企業の49%だと、私たちは見ています」と語りました。ボイネル会長は、ビジネスへの危機的影響は、3月から5月に、わずかながら和らいでいると力説しました。

わずかでも不利な影響を受けた企業は、3月には85%でしたが、5月には78%になったと、彼女は言いました。この調査によって、女性労働者がコロナ危機の影響をより多く受けていること、また、半数以上の企業がコロナの第2波に備えて準備していないことがわかりました。

ボイネル会長はまた、零細企業の33%が支払いに苦労しているが、大企業の場合は、この数字は2%に過ぎないと言いました。「従業員の数でみて、小規模の会社がコロナ危機の影響を受けています」

この調査に参加した企業は、パンデミックを財政的危機と見るより、国内外の需要の危機と見ていると、ボイネル会長は言いました。「企業が最大の危機と考えているのは、国内外の需要の不足です」


蛇を掴まえて金を稼ぐ男

中央アナトリアのカイセリ県に住むイスマイル・カラさんは、素手で蛇を捕まえて、お金を稼いでいます。料金は蛇の長さによって変わります。

 Hurriyet

“スネーク・ハンター”と呼ばれているカラさんは、蛇を怖がる住民たちのお助けマンです。この地方では、夏になって気温が高くなると、蛇が家や庭に入ってきます。カラさんは蛇を捕まえ、自然に返してやって、蛇の長さ1メートルにつき、300リラ(44ドル)の料金を受け取ります。

山岳部で暮らしてきたカラさんは、蛇の種類や名前に精通しています。県外から依頼がくることもあるそうです。「私は結構稼いでいますが、人々の大きなトラブルの解消もしているんですよ」とカラさんは言っています。


コロナによる死者数は4,792人に達し、快復者は150,000人を超えた

トルコの確認された感染者は、この24時間で1459人増え、14人が死亡し、死者総数は4792人に達したと、ファフレッティン・コジャ保健相が、6月13日、言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの確認された感染者総数は176,677人になりました。この24時間で、985人の患者が快復したとコジャ保健相が付言しました。快復した人の総数は150,087人になりました。

保健相はまた、昨日、45,092人がコロナのテストを受け、テストを受けた人の総数は2,586,995人になったと言いました。現在、集中治療室で治療中の患者は684人、人工呼吸器を使っている人は284人になったと、保健相は付言しました。


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