イスタンブルではマスクをしていないと罰金９００リラ

６月２０日　全国でコロナ感染者数がまた増えてきて、今週初め、イスタンブルではマスク着用が義務化されました。人々はマスクをしていないと９００リラ（１３０ドル）の罰金を徴収されることになりました。

　Hurriyet

最大の人口を有するイスタンブルでは、６月１７日、住民は公共の場ではマスク着用が義務化されました。この決定後の１９日、市の保健委員会はマスク不着用の罰金は９００リラとすると発表しました。以前は区長が罰金として３，１５０リラを科すことができましたが、罰金は区によって違っていました。

市の保健委員会は、イスタンブルの全区に対し、罰金は一律に９００リラと決めました。法を執行する警官たちは、アンカラその他の地方でも、すでに街で、人々がマスク着用のルールを守っているか監視を始めています。

ファフレッティン・コジャ保健相は、６月１７日、イスタンブルの１日のコロナ感染者数平均は、６５３人だが、１７日までの３日間は約７００人に増えていると言いました。

「しかし、最近の全国的なコロナ感染者の増加は、予想された範囲です」と保健相は付言しました。「トルコ人はウイルス関連の規制に気を緩めていますが、ウイルスを再発させないために、マスク着用とソシアル・ディスタンスのような対策を守りつづけなければなりません」

「私たちの中に、ウイルスを拡散できる人が２５万人います。私たちの多くな、この病気に免疫になっています」と保健相は言いました。

「トルコは北イラクの作戦で目標７００か所を攻撃した」国防相

トルコは北イラクで行われているペンチェ・カプラン作戦（北イラク陸軍作戦）で、これまでにテロ組織YPG/PKKの目標７００か所を攻撃したと、フルシ・アカル国防相が６月２０日、言いました。

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国防相は軍の最高司令官らとともに北イラクの作戦を視察し、トルコ軍は１５０の洞窟を破壊し、大量の弾薬と即製爆発物を押収したと語りました。PKKに対するトルコのペンチェ・カプラン作戦とペンチェ・カルタル作戦（北イラク空軍作戦）は今週始まりました。

PKKは３０年間にわたってトルコに対するテロをくり返し、これまでに女性、子供、幼児を含む４万人を殺害しています。トルコ、アメリカ、EUはPKKをテロ組織と認定しています。

北イラクのペンチェ・カプラン作戦中に、トルコ兵士１名が戦死したと、６月１９日、国防省が発表しました。兵士は金曜のテロリストとの衝突で負傷し、病院に運ばれましたが、死亡しました。アカル国防相は、ツイッターにトルコ軍のオメル・カフヤ歩兵の写真をシェアし、哀悼の意を表しました。

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