トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコ航空が機内で衛生キットを配布

2020年06月04日 | 国内
6月4日 今週、国内線を再開したトルコ航空は、コロナとの戦いのために、新しい対策を取りはじめました。フライトの距離によって、機内で、マスク、消毒薬、消毒用布などの衛生キットを乗客に配ります。

 Hurriyet

トルコ航空はまた、乗客が決められたルールを守っていることを確認する責任を持つ乗務員を「衛生スペシャリスト」として指定することにしました。衛生スペシャリストは機内で乗客の動きを減らし、乗客にマスクを着用するよう注意します。「わが社は科学者たちの指導の下に、安全な旅行の基準を強化しました。衛生キットや衛生スペシャリストは、これら強化された基準の一部です」と、トルコ航空のイルケル・アイジュ議長は言いました。

トルコ航空は6月18日から、ドイツ、オランダ、オーストリア、スエーデン、デンマークのヨーロッパ6か国16都市に、フライトを再開する予定です。


学校は8月末から対面授業を再開する

トルコは夏の終わりからコロナ・パンデミックのためにできなかった教育の拡充に取り組むと、6月3日、国家教育相が発表しました。

 Hurriyet

ウイルス拡大を抑え込んだトルコは正常化の時期に入ったため、コロナ発生中、行われていた遠距離教育プログラムは6月19日で終わります。公共教育施設のための振り替え・補修・対面教育が8月31日から始まって、3週間つづき、学年度を通じて付加コースもつづきます。

ジヤ・セルチュク国家教育相は、遠距離教育プログラムは補修授業で穴埋めされるだろうと言いました。プロセス中、生徒たちは心理的なサポートも与えられ、学校への適応も観察されると、セルチュク教育相は言っています。学校は公共の安全のために閉鎖されていましたが、政府は、子供たちの教育を受ける権利を守るために、3月23日から遠隔授業プログラムを始めました。

現在、多くのテレビ・チャンネルとウエブサイトが、生徒たちに教育的内容のプログラムを提供しています。教師たちもオンライン授業を行っています。


コロナによる死者は4,609人に達し、快復者は130,000人を超えた

トルコの確認された感染者は、この24時間で867人増え、24人が死亡し、死者総数は4,609人になったと、ファフレッティン・コジャ保健相が、6月3日、言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの感染者総数は166,422人に達しました。この24時間で、931人の患者が快復したと、コジャ保健相は付言しました。快復者総数は130,852人になりました。

コジャ保健相はまた、昨日、52,305人がコロナのテストを受け、テストを受けた人の総数は2,155,349 人になったと言いました。 .現在、集中治療室で治療中の患者は612人、人工呼吸器を使っている人は261人います。


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トルコとロシアがコロナ・ワクチン開発の協力で合意

2020年06月04日 | 国際
6月3日 トルコとロシアが6月2日、新型コロナウイルスのワクチン開発に協力し、共同で臨床実験を行うことで合意しました。

 Hurriyet

トルコの保健省は声明で、ファフレッティン・コジャ保健相がロシアのミハイル・ムラシコ保健相とビデオ会談を行ったと発表しました。トルコはWHOと異なる治療法でコロナとの戦いに成功したと、コジャ保健相は強調し、日々、コロナの感染数も死者数も減少していると言いました。

Hurriyet

コジャ保健相は、トルコは6月1日から正常化プロセスを始め、130,000人がコロナから快復したと語りました。トルコは22の研究所でワクチンの研究を行っていると、コジャ保健相は言い、4つの研究所では動物実験の段階を終えたと付言しました。

ムラシコ保健相は「ロシアはコロナ・ワクチンの合成を研究していて、動物実験から肯定的な結果を得た」と言いました。ムラシコ保健相はまた、薬品の研究でトルコとの実験の共有を申し出ました。両保健相は、今後は定期的に会談し、ワクチンと薬品の共同開発を行うことで合意しました。

コジャ保健相はツイッターで、トルコは薬品開発で積極的な役割を果たし、「食品薬品局」や「欧州医薬品庁」などの機関と関係を保ちながらプロセスを行っていくと語りました。


旅行規制が解除され、200万人が移動した

コロナ拡大を防ぐための対策として出されていた移動禁止令を政府が解除したため、約200万人が他県への旅に出かけました。

 Hurriyet

旅行者たちの多くはエーゲ海岸と地中海岸の人気のリゾート地へ向かいました。ウイルス対策のため学校はまだ閉鎖されていますが、政府は最近、18歳以下の子供たちの家族同伴の旅行を許可しました。アンタリヤ県とムーラ県には、大勢の人々、とりわけイスタンブルとアンカラの人々が押し寄せました。

大都市からの車が、人気リゾート、ムーラ県のボドゥルムへ列をなし、町の入口では警察と憲兵隊が整理に当たりました。保健省の一隊はチェックポイントで、旅行者の体温を計りました。トルコ航空を含む国内線が、6月1日から再開したため、イスタンブルとアンカラの空港は休暇に出かける人たちで混雑しました。旅行者たちは黒海岸地方にも多く出かけ、とくに黒海東部は、イスタンブルの人が多くやってきました。

政府が65歳以上の人々の旅行規制も緩和したため、当局は910,000人に旅行許可を出すことになりました。高齢者たちは、いま、目的地に1か月以上滞在するなら、片道旅行が許可されます。当局によると、高齢者の多くは、故郷の村か、サマーハウスに行く人が多く、人気リゾートに行く人は少ないそうです。


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