「ICUや人工呼吸器の必要が高まってきた」保健相

６月１６日　この２日間つづけて、感染者数が快復者数を上まわったため、ＩＣＵ（集中治療室）と人工呼吸器の必要が高まっていると、ファフレッテイン・コジャ保健相が言いました。

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「私たちは目標から遠のいています。気の緩んだ楽観主義が私たちの弱点です。楽観主義に気をつけましょう」と保健相は、６月１４日、ツイッターで言いました。「社会生活の管理を完全に変えましょう」

正常化計画推進の一環として、政府は多くの規制を解除しましたが、最近、感染者数が上向いてきたことに、専門家も驚いています。

コロナ発生について当局にアドバイスしている保健相科学委員会のメンバーたちは、人々の自己満足的行動がコロナ感染を増加させていることで合意し、人々にマスク着用とソシアルディスタンスの基本的ルールを守りつづけるよう勧告しました。

ウイルス感染の増加がつづけば、厳しい規制が復活する

政府はコロナ感染の増加がつづいた場合に導入する対策を検討しています。

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この2日余、１日の感染者数は快復者数を超え、１,５００人くらいを行き来して、医療専門家たちを驚かせています。６月１３日は快復者９８５人に対し、感染者は１,４５９人だったと、保健省は報じました。感染者数は６月１４日は１,５６２人、１５日は１,５９２人と跳ね上がりました。

１日の感染者数が２,０００人を超えたら、政府は保健省科学委員会の勧めに従って、地域による外出禁止令を導入し、公園やピクニック場を閉鎖し、人が集まるイベントを禁じ、マスクを着用しない人に罰金を科すことを考えなければならなくなるだろうと、当局はヒュリエト紙に語りました。今週、１日の感染者が２,０００人以上になったら、コロナ拡大を防ぐために、これらの対策の導入が必要になるだろうと、当局は言っています。

トルコ最大の人口を有するイスタンブルはコロナ発生の震源地で、感染者の６０％はイスタンブルで記録されました。しかし、最近は、感染者の６０％はアナトリアの諸県に変わりました。西部のブルサ県、東部のアルダハン県、地中海岸のアダナ県、中央アナトリアのコンヤ県で、コロナ感染の増加が報告されています。

科学委員会のメンバーたちは、政府が正常化計画の一環として一連の対策を緩和した６月１日後のパンデミックの経過を査定すると、ミリエット紙に語りました。委員会は６月１日後のデータの分析を参考にして、とるべき対策に関して政府に勧告すると思われます。専門家たちは、６月１５日、１６日、１７日の統計は、査定に当たってきわめて重要だと考えています。

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