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オンライン授業のために毎日4キロ歩く子供たち

2020年06月02日 | 国内
6月2日 アンタリヤ県の遠い山岳部に住む子供たちにとっては、パンデミックのために導入されたリモート授業を受けるのはらくではありません。

 Hurriyet

トルコ南部にひろがるタウルス山脈に暮らす子供たちは、村に受信環境がないため、シグナルが届く地点まで、てくてく歩かなければなりません。子どもたちは、村から4キロの、標高800メートルの丘の上に小屋を建てました。子供たちが他の生徒たちと同様に授業を受けるのは、インタネットの接続との戦いでした。

羊の放牧中に、山の中のある地点で電話が通じることを知った子供たちは、家族に手伝ってもらって、その地点に掘っ立て小屋を建てました。子供たちは毎日、この小屋に集まって、携帯電話でリモート授業を受けています。


他の観光ポイントとともに、グランド・バザール再開

トルコ政府はコロナ規制を緩和し、6月1日、レストランやカフェといっしょに、イスタンブルの歴史的グランド・バザールを再開しました。

 Hurriyet

公園、ビーチ、図書館、博物館など多くの施設も全国で再開され、何百万の従業員が職場に戻りました。イスタンブルのランドマーク、グランド・バザールでは、商人たちが棚のほこりを払い、店内を整理し、客を迎える準備怠りなし。イスタンブル旧市街にあるバザールは、コロナ拡大を阻止するため、3月23日から閉鎖されていました。

バザールでステーキ・レストランを経営する、「塩振りオジサン」の愛称を持つ有名シェフ、ヌスレット・ギョクチェさんは、「イスタンブルは世界の都、グランド・バザールは世界最初のショッピングモールです。私たちは皆さんを待っています」と言いました。彼の店では、印刷されたメニューでなく、電話での注文を勧めています。

「商売は良いとは言えませんが、だんだんよくなるでしょう、インシャアッラー」と、カーペット屋のアリ・アマチュさん。バーとナイトクラブはまだ閉鎖されていますが、レストランとカフェは、3月16日以来初めてオープンされました。しかし、テーブルの配置はソシアル・ディスタンスを守り、客は、食べていないときはマスクをしていなければなりません。

グランド・バザールはオスマンのイスタンブル征服の2年後の1455年にオープンしました。いまは3,000店の店が営業し、30,000人の人々が働いています。


ギリシャ・キプロスのトルコのモスクに火炎瓶

ギリシャ・キプロスのリマソル県にあるキョプリュリュ・ハジ・イブラヒム・アー・モスクに、6月1日、何者かが火炎瓶を投げました。

 Hurriyet

モスクの入口に投げられた火炎瓶はすぐに発見され、除去されました。モスクの塀には、イスラム嫌いの落書きが書かれていました。ギリシャ・キプロス警察は事件の調査を始めました。

トルコ・キプロスの宗教局のタリップ・アタライ局長は、この事件についてデミルオレン・ニュースに語り、モスクへの攻撃を強く非難しました。アタライ局長は「われわれはいかなる人種差別も拒否すると言い、この事件は受け入れがたい」と力説しました。

8年前にも、何者かがこのモスクに放火しました。このモスクは1826年、オスマンの将軍キョプリュリュ・ハジ・イブラヒム・アーの命によって建てられました。しかし、モスクは1894年の洪水で完全に破壊され、1913年、同じ場所に新しいモスクが建てられました。


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