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トルコはイランとイラクとの税関を再開した

2020年06月05日 | 国際
6月5日 トルコはコロナ・パンデミックのため、イランとイラクとの税関を何か月も閉鎖していたが、6月4日、再開したと、ルフサル・ペクジャン貿易相がツイッターで言いました。

 Hurriyet

ハブル税関とギュルブラク税関が、国際貨物輸送のために再開されたと、ペクジャン運輸相が言いました。ウイルスの拡大が国際的に緩慢になり、イランとイラクのパンデミックも弱まってきたため、両国に関する規制を解除したと、貿易相は言いました。税関再開によって、“無接触貿易”も終わると、彼女は付言しました。

3月初め、トルコはウイルスの拡大を防ぐために、イランとイラクを含む隣国との国境ゲートを閉鎖しました。閉鎖後、貿易省は輸出入を継続するために、無接触外国貿易に力点を置いてきました。


いまに残る1800年昔のナゾの水路

ディヤルバクルのチュナル地区に残るゼルゼヴァン城の水路は、1800年昔に築かれ、その神秘を今に伝えています。この遺跡はユネスコ世界文化遺産の暫定リストにも入っています。

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チュナル地区の中心から13キロに位置するゼルゼヴァン城は、ローマ時代、軍事基地として使われていました。高さ15メートル、長さ1200メートルの城壁と、見張りの塔、教会、水路、54の貯水池を持つゼルゼヴァン城は、北部メソポタミアの歴史を語っています。

貯水池は85キロの水路によって運ばれた何千トンもの水を、いまもたたえています。ローマ帝国はあらゆる技術を使って、この水路を築いたと、ディジュレ大学の研究者で、ゼルゼヴァン城発掘委員会の委員長でもあるアイタチ・ジョシュクンさんは言いました。

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「貯水池の深さは21メートルで、4トンの水を貯められます。貯水池の80%は地下にあります。もっと調査すれば、全容がつかめるでしょう」とジョウシュクンさんは言っています。「最も近い水源でも、8.5キロ離れていますから、どうやって水を運んだかナゾです。私たちは水路がごくわずかながら傾斜していると考えています」

124メートルの岩山の上に立っていたこの城は、現在のディヤルバクルであるアミダと、現在のマルディンに近いダラの間の、古代の戦略的地点に位置します。重要なローマ軍の駐屯地であったこの城は、ローマ帝国とサザン朝ペルシャの軍事的対立の場に建てられたと思われます。


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