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「コロナ・ウイルスでイスタンブルは50億リラ費やした」知事

2020年06月25日 | 国内
6月25日 エクレム・イマムオール市長によると、コロナ・ウイルスの発生によって、トルコ最大の 都市イスタンブルは50億リラ(7億3000万ドル)以上を費やしました。

 Hurriyet

第2波が来たら、この数字は65億リラ(9億5000万ドル)になるだろうと、イマムオール市長は、6月23日、市長就任1年を記念する会合で言いました。

「コロナ発生は市の財政に、大きな悪しきインパクトを与えました。残念ながら、私たちは、他の諸都市・諸国と同様に、初の厳しい体験をしています」とイマムオール知事は言いました。知事が示したデータによると、市が運営している公共交通や文化的サービスからの収入は、パンデミック以前の10%に減少し、市の予算に大きな打撃を与えています。

イマムオール知事は、最高選挙委員会(YSK)が、昨年3月24日行われた最初の選挙に反則があったとしたため、6月24日に再度行われた選挙で再選されました。最大野党・共和人民党(CHP)から立候補したイマムオール氏は、現政権・公正発展党(AKP)の候補を制し、過半数の票を得て勝利しました。

「私が知事に就任したとき、市の金庫には職員に払う月給もなかった」と、彼は言い、いくつかの財団や協会への財政援助をカットし、市の財源として7億リラ(1億200万ドル)をつくったと付言しました。

イマムオール市長はまた、金角湾をクリーンに保つロードマップを進行させていると語りました。「ハリーチ(金角湾)の浄化作業は進行中です。市は毎日、300,000立方メートルの水を、ボスフォラス海峡から金角湾に送っています」と知事は言いました。金角湾の浄化問題は、長年にわたる政治論争の焦点になっていました。


トルコ人の3人に1人は循環器系疾患で死亡

トルコ統計局によると、2019年、トルコ人の3人に1人は循環器系の病気で死亡しています。

 Hurriyet

2019年の435941人の死亡者のうち、36.8%が循環器系疾患でなくなっています。次がガンで18.4%、呼吸器系疾患の12.9%。循環器系の死亡者のうち、39.1%は虚血性疾患、22.2%は脳血管性疾患でした。ガンの死亡者の多くは咽頭と気管、気管支または肺の悪性腫瘍でした。

2019年、循環器系疾患は75~84歳のグループに多く見られ、ガンは65~74歳のグループに多く見られました。循環器系疾患による死亡率が最も高いのは、エーゲ海地方のアイドゥン県で、全死亡者の47.2%がこの病気で亡くなりました。次がエーゲ海地方のデニズリ県で47.0%。

ガンによる死亡率では、イスタンブルがトップで、22.2%、次が北西部のテキルダー県で22.1%でした。


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