保健相が変異種ウイルスの感染増加を警告

２月４日　「コロナウイルスの変異種の出現で、コロナ感染者数の著しい増加が見られます。新しい変異種はより伝染しやすく、変異種感染は増えつづけています」と、コジャ保健相は言いました。

　Hurriyet

「最近発表された、変異したウイルスの感染がひろがっています。感染数は増えつづけると思われます。変異ウイルスは感染しやすく、症状も早く表われます」と、コジャ保健相は記者団に語りました。「イギリスで見られた変異種が、いま、トルコの諸県にひろがりつつあります」

「先週、変異種の感染拡大を見たと思ったら、今週の感染者はすでに４０００～５０００人です」と保健相は言いました。コロナ規制はいつ頃緩和されるのかという質問には、コジャ保健相は、まだ緩和すべき時にはなったいないと答えました。

国内ワクチンの研究に関しては、保健省によれば、研究は着々と進み、６月か７月頃には実用化されるということです。

トルコと米国のアドヴァイザーがバイデン大統領就任後、初の会談

トルコのイブラヒム・カルン大統領報道官が、２月２日、アメリカのジェーク・サリヴァン国家安全保障問題担当大統領補佐官と電話会談しました。このような公式会談は、１月２１日、ワシントン新政権が発足して以来、初めてのことです。

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トルコ大統領府の声明文によると、両高官は、両国の関係を強化し、あらゆる問題で緊密な連絡を保ち、今後の時代への建設的な協力のために対話のチャンネルを有効に使うことが、トルコとアメリカにとって必要だと力説しました。カルン報道官は、両同盟国は、 強力で、持続的、建設的な関係のモデルになることを期待していると言いました。

２人は、NＡＴＯ同盟を強化し、地域と世界の平和と安定に貢献するために前進することで合意しました。声明によると、２人は、シリア、リビア、東地中海、キプロス、ナゴルノカラバフに関する問題も話し合いました。

カルン報道官はサリヴァン補佐官に、トルコがロシアのＳ－４００国防システムを購入したことや、F－３５ジェット機の送付、北シリアのYPGグループへのアメリカの支援など、両国間の意見の相違を解決するためには、共同の努力が必要だと言いました。

シリア北西部イドリブの最近の状況も話し合われ、難民の新たな波が地域を不安定にし、人道的危機を引き起こすことにないよう、具体的で早急な対策の必要性についても論じられました。また、ギリシャとトルコの予備会談は、東地中海の平和と安定に貢献すると期待されると、声明文は言っています。

この会談で、サリヴァン補佐官は、アメリカとトルコの建設的関係を築きたいというバイデン大統領の希望を伝えましたが、両国間の軋轢部分にも言及しました。

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