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「トルコは北シリアのYPGとの 戦いをつづける」アカル国防相

2021年02月12日 | 国内
2月12日 トルコは北シリアにテロの回廊をつくろうとしてるYPGとの戦いをあきらめることはないと、アメリカに明瞭に応えました。アメリカは、ISILとの戦いで、YPGと協力する政策は変わらないと、宣言しています。

 Hurriyet

「わが国のテロとの戦いは、最後のテロリストが消滅するまでつづく。PKKと変わらないYPGとの戦いもつづく。わが国の同盟国、友好国は、これを知っておいたほうがよい」と、フルシ・アカル国防相は2月11日、カルス県での記者会見で言いました。カルスではトルコ軍とアゼルバイジャン軍の共同演習が行われていました。

国防相の声明はアメリカへのメッセージと考えられます。アメリカは最近、北東シリアのISILとのの戦いでのパートナーとして、YPGを支援する政策は変えないと言っています。トルコは、YPGはPKKのシリア支部であり、 従って、テロリストであると認定しています。

「北シリアの“テロの回廊”は粉砕した。その後、“テロの回廊”はつくられていない」と、アカル国防相は言い、YPGとISILを撲滅するためのトルコ軍の越境作戦にも言及しました。

「100万人以上のシリア人が、自由意志で、安全に故国に帰りました。その中の45万人がイドリブに帰りました。トルコは、シリアの教育、保健、人道主義の分野での支援を引き受けています」と国防相は付言しました。「北イラクでもトルコ軍は作戦をつづけます。PKKは北イラクに本部を置き、訓練施設も持っています。


「700年昔の城の所有者はオスマンのパシャの子孫」裁判所

黒海地方トラブゾン県の裁判所は、13世紀のジェノアの城砦がある土地の所有権は、オスマンのパシャの子孫と主張する家族に属するという判決を下しました。

 Hurriyet

「裁判所から土地の証書を受け取れば、私たちはあの昔の城に住むこともできます」と、ウチュンジュオール・オメル・パシャの相続人の1人、アドナン・ギュンギョル・ウチュンジュオールさんは言いました。2017年、家族は、ギュゼルヒサル城塞の土地はウチュンジュザデ・オメル・パシャに属すると主張して告訴しました。

オメル・パシャは1735年から1745年、トラブゾンの総督でした。告訴から3年半後、裁判所は1938年の公文書に基づいて、土地は家族のものだという判決を下しました。

「証書を受け取ったら、私たちは城の入口に、“ウチュンジュオール城塞”という看板を出します」と、ウチュンジュオールさんは家族を代表して言いました。「私たちは城を観光用に開放し、その収益を、貧しくて教育を受けられない子供たちを支援するために使います」

しかし、土地と城の所有証書を得るためには、家族は財団を設立しなければなりません。「財団設立のためには厳しい条件が要求されますが、私たちはつづけます」とウチュンジュオールさんは言いました。

地元の住民の1人、アイドゥン・チェリキさんは、土地がある家族のものだと知って驚いたと言いました。「私たちは、あの土地は軍のものだと思っていました」


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