揺りかご

緑の橋は

お月さまや

太陽に通じてる

離れたところに伸びてるようにみえても

その光は

太陽と月に

繋がっているのだと思う。

今夜は、

まるで揺りかごのように横になっている。

誰が、その

光の揺りかごに

横たわるのか。

しずかに

しずかに

揺られるのか。

春の夜は

ゆっくりゆっくり

時間が流れる。

そこにある

待っていれば

さらに赤い

美しい朝焼けに変わるかと思い

写真を撮らずに待っていたら

空の赤みは

あっさり消えて

、、ああ、アノトキ が

一番赤かったんだ

と気づく。

それでも十分に美しい朝焼けだったけれどね。


そして、そのあと

昇る朝陽を

時間を気にせず見つめ。

いつも身近なところに

感動があることは

本当にありがたい。