熱海へ
アタミ、お元気ですか。私は元気です、と言うのは嘘で、とっても元気ないです。
アタミが突然目の前からいなくなってしまったのですから、、。そりゃそうでしょう。
子らがみな都会に出てゆき、家にはシニアだけが残り、さらにはコロナで、その子らの帰省もままならなくなった時、わたしは小鳥を飼いたいなと思いました。
アタミ、鳥屋さんの店内で、他の鳥が賑やかに鳴き続けている中、あなたは静かにかごに張り付くように止まっていましたね。そしてこちらをチラ見しました。
あなたに決めたのは早かった。迷わなかった。
続く