ホビット館での、どうしても忘れられない話がある。今となればただただ懐かしい話だが、その時は、なんだなんだ?!とかなり💢(”°ω°╬)√💢‼プリプリした記憶がある。
それは、私が立ち読みではなく、珍しく本を買った時に起きた話で、、。
仕送り日と、当時人気のあったファッション雑誌、MORE、の発売日が重なり、よしっ買うぞ!と気合い入れてホビット館に行ったのだ。雑誌1冊くらい、と思われるかたもいるかもしれませんが、仕送りだけが収入源😹と言う身の自分としては、ペンシル1本買うことすら躊躇ってしまう事さえあるのです。ましてや雑誌となれば、値段を考えるとかなり勇気がいるのだ。
夜、とりあえず立ち読みをして、気に入ったら買おうと考え、ホビット館に行った。他にお客さんはいない。こんばんは、といつものように挨拶する。と、いつもは無言の、ババさんが珍しく、こんばんは。と返事を返してくれた。もともと「いらっしゃいませ」もない店だ。いきなりババさんから挨拶を返されこちら側が戸惑ってしまった。あれまあれま、、やだー。何か立ち読みしづらいじゃん、、( ´−ω−` )。、、今日は仕送り日だし、、よしっ、買うか!1番上ではなく、3冊目辺りのきれいな状態のMOREを手にしてババさんのもとへ。悔しいことに、ババさんは別にありがたそうな顔もしないじゃない。何か急に買うのが惜しくなってきたが、今更どうにもならん。昼間下ろした仕送り、、なけなしの1000円を差し出す。ホビット館にはレジの引出しがいつも少し開けてあって、ババさんがその中からお釣りを取り出すのだが、受け取ったお釣りを確かめた私は思わず2度見した。Σ(゚д゚;)( ゚∀ ゚)ハッ!ハッ!おかしいぞ、お釣りに五百円玉が含まれている。、、詳しい金額は忘れたが、雑誌の値段からして、釣りに五百円玉が来るはずないのだ。どうやら、百円玉と五百円玉を間違えたらしい。反射的に私はババさんに言った「あのお、、お釣り間違ってるんですが、、」「
えっ?!」ババさんは、予想以上に驚いた表情をしてこちらを見た。「はい、これ五百円玉でして」こちら、少しだけいい事した気分でそう告げた。が、そのあとのババさんの答えが「間違ってないよ!それでいいんだ!」何故か怒り出した😠。こちら、お釣りが足りないって言ったんじゃないよ、釣りが多いから返すと言ってるんだ。何故怒られるのか!わけがわからなくなっりそうだったが、ご丁寧に、もう一度同じことを告げた。しかし「それでいいんだ!間違ってないよ」と曲げない。「ああそうですか。じゃ、いいんですね」「いいよ」というわけで、仕方なく?お釣りを沢山頂いてきてしまった。多くもらったのに、仕方なく、も変だが、とりあえず、ほぼタダ同然でMOREを手に入れてしまった。ババさんはかなり普段しっかりしてるかただったので、何か勘違いしたのだろうな。以後、たまに何かを買ったりしても、絶対に釣りは間違えなかったもんね。未だに本屋さんと言うと、あの「お釣り事件」を思い出す。ババさん、、(*Ü*)。