花火見だべが

おめ、そっちで

花火見だべがな、、。

きたがみの花火は

昨日だっけもの。

見せでがったじゃ、、。

まんつ

でっけくて

きれいだっけもの。

あんだ、ちっちぇ頃

物干し台がら

でっけ花火見だごと

おべでっか。

いづだったが

すいが🍉どまぢがって

蚊取り線香さ

指押っつけで

やげどしたっけじゃな。

おかあさん、たまげだっけじゃあ。

んでも、楽しがったね、あのどきなあ。

おかさんね、もう、こっちゃ来て、

稼ぐごどもねえがら

ふくんつぁんとゆっくりしてだよ。

盆には、

来やな。

待ってっからな。

気付けで

来やな。

母よ

元気だったべが?

何してだべど思って。

しばらぐ見でねな、

あんだのごど、、。

◯◯さんがら、きゅうり、いっぺ貰ったがら、おぐってやっか?

いっぺあるがらいらね?

んだが、、んだば、おぐらねがら。

おらは

あいかわらず、ほれ、うんと稼がねばならねっけがら

ほだにいっつも

あんだのごどばり考えでだわげではねがったけどなっす、、

んだども

やっぱす

たまになっす

何してたべなと

思わさったっけず。

がんじょでいるんだら

いいんだけどもな、それでな。

あんださ

言っとがねばならねごど

あったのす。

おらな、今は、こだにがんじょで

ままいっぺ食って

稼いでっけど、

おら、こどしで

もはな、

ほら、、

こだな歳になるんたじぇ。

親だがらな

わらしゃどより

早ぐいぐのは

あだりめなんだっす。

順番なんだからな。

んだがら

まんがいぢ

おかさんが

いぎなり倒れでもな

泣いでわがねよ。

なんにも泣がねくていいんだがらな。

だば、まだな。

体さ気つけろな。

というような電話をかけてきた二日後に突然

母は、倒れて亡くなりました。

もう、二十年近くも前の、夏のこと。

雨に打たれた、白い、花

おはよう。

雨に打たれた

白い花は

こちらを見下ろして

そんな言葉をワタシにかけてきた

(ヨウナ、、。)

ものすごい雨だったのさ、今朝は。

こんな日の杜は

ザワザワと

そこに生きる全てのものたちが

嬉しそうに音を立てる。

葉っぱ一枚とっても

その輝きに目を奪われてしまうのだから。

自然礼賛



自然に包まれ

自然に支えられているから

こそ

人間は生きていられる。

もう一度

考えてみないか。

んだどもな

んなが

ながなが

うっちゃけって来られねのも

わがらなぐもねどもな、、。

んだどもな、

なんぼしごど忙しったって

盆には、えさ

けってこ。

ずさまばはまのはが参り

さんなね。

手合わせねば

わがね。

はやぐこな。

はやぐこな。

んなのすぎな

きみ

いっぺ採れだから

いっぺ茹でどぐがらな。

きつけで

こよ。

あいやー、

楽しみだじゃい。

もは盆だってっか、、、。

来月

もは

盆だじぇ。

おら

いぐがらね。

まだ

はなまぎさも

いぐっちゃ。

おらなっす、

生まれだのは

きたがみ

だども

はなまぎさも

ぺっけころから

ずいぶん行ったがらなっす

うんと

おべだ場所あるのっす。

なに、、

おめさん、

はなまぎの生まれだってっか?

んだら

あそごの

はなまぎがら

遠野さ抜げるみぢ

わがるっか?

あそごはなっす

山いっぺあってす、

とにっかぐ

いいどごなんだけどなす

とぎどぎ

たぬぎ

出るのっす。

出で来てなはん

とぎどき

人ば

からがってぐのっす。

んだがらなっす

おめさんも

あそごのみぢは

大したけしぎはいいどごだども

一人では行がねほいいがもしれねなさ。

それだげ守れば

あそごのみぢはなっす

まんついいどごだから

行ってみでけで。

もは

盆来るってっか。

まんつ

はえごど、、

もは

盆来るってっか、、。

楽しみだなや。

おら、こどしも行ぐじゃ

きたがみさ。