美しき野生(フィリップ・ブルマン/新潮文庫)
これまで読んだファンタジーの中でベストを聞かれたら、迷わず『黄金の羅針盤』をはじめとする三部作をあげる。
誰もがダイモンと呼ばれる動物型の守護精霊を持ち、「真理計」という神秘の器具が存在する異世界の物語。今回は、シリーズの続編ではあるが、後日譚ではなく、ライラの冒険の前日譚。ライラは登場するがまだ赤ん坊で、実質的な主人公は、カヌーの操縦が得意な、11歳の少年。
読み始めると止まらなくなる感じを久しぶりに経験した。20年前なら徹夜で読んだかもしれない、そんな勢いだった。
タイトルの『美しい野生』は、内容にぴったりという訳ではないが、主人公のカヌーの名前。タイトルの前に『ブック・オブ・ダストⅠ』とあり、続編があるようだ。
これまで読んだファンタジーの中でベストを聞かれたら、迷わず『黄金の羅針盤』をはじめとする三部作をあげる。
誰もがダイモンと呼ばれる動物型の守護精霊を持ち、「真理計」という神秘の器具が存在する異世界の物語。今回は、シリーズの続編ではあるが、後日譚ではなく、ライラの冒険の前日譚。ライラは登場するがまだ赤ん坊で、実質的な主人公は、カヌーの操縦が得意な、11歳の少年。
読み始めると止まらなくなる感じを久しぶりに経験した。20年前なら徹夜で読んだかもしれない、そんな勢いだった。
タイトルの『美しい野生』は、内容にぴったりという訳ではないが、主人公のカヌーの名前。タイトルの前に『ブック・オブ・ダストⅠ』とあり、続編があるようだ。