saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

カラスウリの花

2010年07月27日 01時35分08秒 | スケッチ

スケッチは足助(あすけ)町、レストラン参州楼、地元の食材を使った「洋食」が美味。
この地は古くから、三河の塩を信州に運ぶ街道として栄え、運搬に馬が使われていたことから「中馬街道」と呼ばれる交通の要所。
白壁の家々と、若い世代の町興し運動によるオシャレな建物が調和、緑と清流に包まれたやすらぎを感じさせる街並みです。


今夜は満月。
お昼間の太陽に負けじと月が輝いています。
月の光を受けてカラスウリの花が咲きました。
深夜、貴婦人のレースにたとえられるほど華麗に咲き誇り、そして夜明けとともに萎んでゆきます。
夜蛾を誘って、吸蜜によって受粉するとか。
郊外の藪に見かける赤いカラスウリの実は秋の風物詩ですが、我が家のカラスウリは20年来、一度も結実したことがありません。
美しく装っても実らぬ恋・・・いいえ、ひたすら美しさの表現のために咲いているのでしょう。

梅雨明けはいつ?

2010年07月15日 01時32分46秒 | スケッチ

和歌山県下津の親戚からオレンジを送って貰いました。
スケッチをしてお礼状を作りました。

「今年は雨が多かったから、味が薄いかも」ということでしたが、程よい甘みと酸味が調和してさわやかな風味でした。

それにしても、梅雨明けはいつかしら?

7月4日から五島列島に行って来ました。
その頃、九州南部から名古屋にかけて太平洋側は大雨でしたが、五島では傘不要、むしろ日傘がほしいほどでした。

島のあちこち、美しい教会が目を惹きます。
これらは、明治6年キリシタン禁制例が解かれたあと建造されたもので、現在も40を超す教会が存在、新上五島町では4人に一人がクリスチャンとか。

教会は石造り、レンガ造り、木造など様々ですが、外観・内装ともすばらしく、島の花・椿をデザインしたステンドグラスも素敵です (椿ではなくバラという説も)。
これらの教会の多くは、新上五島の大工・鉄川与助の設計・施工によるもの。彼自身は仏教とであったという説明もありました。

五島は、遣唐使の寄港地でもあったことから、仏教文化の史跡も多く存在しています。

自然の美しさ、海の色の美しさには言葉で言い表せないほど。

同行のグループに、植物に詳しい方がお二人いらっしゃって、行く先々で植物の名を教えて頂いたことも
今回の旅の大きな楽しみでした。

思いがけず ”海を渡る蝶”アサギマダラに出会って大感動!!
この蝶は、どこから飛んできたのでしょう? これからどこに飛んで行くのでしょう?
マーキングはしなかったけど、いつかどこかで会えたらいいな。

名古屋に帰ってからも雨続き。
アオスジアゲハの蛹がが次つぎと羽化。(蛹になってから約12日後に蝶になります)
翅が乾いて飛べるようになったら外に放っていますが、どしゃぶりの時はどうしているのかしら。