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「スケッチ旅行のかこう会」から三河湾の佐久島に行きました。
縄文・弥生時代の土器も発見され、幾つかの古墳もある歴史のある島ですが、観光化されていなくて島特有の自然・景観と暮らしに触れることのできる魅力的な島でした。
2002年から取り組まれている「三河・佐久島アートプラン21」も、良い感じで溶け込んでいました。
印象的なのは黒塗りの家々。以前から建物を潮風から守るためにコールタールが塗られていたそうですが、現在では街並み景観づくりのため黒ペンキが塗られ「三河湾の黒真珠」と称せられているとか。
一日目は黒塗りの家を描いてみたいと思いましたが、うで相応に易しい構図になりました。
夕方、宿にはいると、夕日が海面を照らしつつ沈む瞬間でした。
急いで描きはじめましたが、紙面に目をやり、空に目を上げるともう輝きも位置も刻々変わっていきます。「印象・日没」というところです。 (二日目はまた後日)
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