カレンダーを見ると22日は雑節の一つの社日と記されています。雑節の八十八夜とか土用とか二百十日などは馴染みがありますが社日は今まで知らなかったので広辞苑で調べて見ると、
《「社」は土地の神の意》雑節のひとつ。春分と秋分に最も近い戊 (つちのえ) の日。この日、土地の神を祭る。春の社日を春社といって五穀豊穣を祈り、秋の社日を秋社といって収穫を感謝する。
とありました。
立春、夏至、秋分、冬至などの二十四節気は日常生活に溶け込んでいますが、七十二候、雑節など自然と人々との暮らしを関わりを表す暦がたくさんあるのですね。
23日は彼岸明け、まだ小寒くて冬の衣服が離せませんが、土筆があちこちに顔をだし、満開の紅梅に朝はメジロ、午後は蜜蜂がやっています。 私はダンスのレッスンに夢中です。この穏やかな平和な日常を当たり前と思って暮らしている幸せ。 でもそれだけでいいのかしら、今世の中は心配な方向に向かっているのでは・・・
22日学習院女子中学科を卒業された愛子様の卒業記念文集の作文は感動的です。(中日新聞23日朝刊9面に全文が載っています。是非読んで下さい。)
中日新聞からの一部引用させて頂きます。
「何気なく見た青い空。しかし、空が青いのは当たり前ではない。毎日不自由なくせいかつができること、争いごとなく安心して暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない。なぜなら、戦時中の人々は、それが当たり前にできなかったのだから。日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つ一つに感謝し、他の人を思いやるところから平和は始まるのではないだろうか。そして、唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信して行く必要があると思う。」
スケッチはなばなの花です。
おひたしにして食べようと買ってきて、うっかり使い忘れていたらこんなに咲いてしまいました。
家中あちこちに飾りました。お花屋さんで買うより安くて、ちょっとうれしい気持ちです。