saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

千種公園にて

2009年10月31日 10時28分27秒 | スケッチ

近くの千種公園、ケヤキとイチョウの大木が多く私のお気に入りスポット。これからの季節は素晴しい色彩に包まれます。

午後3時過ぎ、お絵描き友とスケッチに行きました。

コスモスの花が優しく咲いていました。紅葉はこれからって感じ。

秋の日暮は釣瓶落とし、あっという間に暗くなり、筆の遅い私は中途で切り上げ。

翌々日の夕方、また出掛けて描き足しました。自転車の形を捉えることに必死になって力が入り過ぎました。あ、今気付いたのですがスタンドがありません。平行バランスの良い自転車!うらやましい!!

イチョウの黄葉がいっそう輝きを増していました。

もう一度描きに行きましょう!

 


霜降の頃

2009年10月27日 01時02分59秒 | スケッチ

10月23日、霜降(そうこう)、二十四節気の一つ。この日から立冬(11月7日)までの期間をいうとのこと。

さすが朝夕はひんやりとした空気を感じますね。

23日午前3時半、南南東の空にオリオン流星群・・・といっても二つだけですが、頑張って見ました。

先週末は、職場の友人達とソウル小旅行。世界遺産の昌徳宮、水原華城城郭、韓国民族村などで韓国の歴史・文化に触れ感動、明洞、東大門辺りでは、現代の韓国の活気に驚き、郊外では高層の集合住宅群に目を見張ってきました。

ハングル文字、子音と母音の組み合わせの合理的な文字。少し勉強して行きましたがバリエーションもあって奥が深い。ネイティブスピーカーに尋ね、自分の読み方が当たった時はヤッター!でもね、読めても意味が分らなくて残念。次に機会があれば、もう少し勉強して訪れたいと思いました。

観光旅行って楽しいけれど、その国の人々、暮らしに触れる機会がなくてちょっと寂しいです。

一昨日は、千種文化小劇場にて、知人の出演する「女の一生・名古屋版」を観劇。江戸末期、結婚式の後、始めて夫の顔を見た妻。一年後、夫の江戸務め、冤罪による遠流によって離別、苦難の末40年後に再会すると言うストーリー。円形劇場の構造を生かし、次元を超えた演出。知人も泣かせ役で大熱演。フィナーレにはなぜかユーミンの「あの日に帰りたい」を大合唱。時々ほろりとしながら楽しませてもらいました。観客以上に出演者の人は楽しんだことでしょう。

日常と違う自分を表現できる場って面白い。いま私はソーシャルダンスに夢中、といっても未だステップを覚えたり、バランスをとることで精一杯の初心者だけど。いつも優しく指導してくださるすてきなR先生、T先生ありがとうございます。いつの日か、美しく踊る自分を夢見てたのしんでます。

スケッチはり隣家に咲いた「カサブランカ」、甘い香りに包まれながら描きました。

でも、切花にするために花粉の落ちるオシベが取り除かれています。華麗だけれど可哀そう。

唐突ですが・・・虞や虞や 汝を如何せん

涙型の葡萄

2009年10月07日 23時49分35秒 | スケッチ

明日は二十四節気の一つ、寒露。

旧暦との差はあるとしても、実感と遠い感じ。

今夜のTVは台風18号の接近に備える各地からの報道続々。各地に被害が出ませんように。 

このところ、不本意なことが続いて落ち込んでいる私に、友人がロザリオという名の葡萄を一房届けてくれた。淡い緑色、Tear Drop型の葡萄。スケッチをして友人に送った。

・・・これはフィクション、願望。

実は自分で買ってきました。

絵を描いている時間は対象との対話の世界に没頭。あなたの美しさをどうしたら表現できるのかしら、うまく描けなくてごめん、でも楽しい時間だったよ、ありがとう。  気分一新!!

さて、

ただ今わが家はルリタテハブーム。

お隣から里子に来た5匹と、うちのホトトギスに生まれた5匹。元気に成長、3匹蛹化中。

昨年、突如私の視野に現れたルリタテハ、知れば知るほど魅力いっぱい。

まずはその幼虫のインパクト(上欄のアルバム、見てください、虫嫌いの人は要注意)。こんなにケバケバしいのに、毒は無く手の上を這わせても平気、ちょっとこそばゆいだけ。

ルリタテハを呼びたくて、幼虫の食草サルトリイバラ(山帰来)を植えたのに、そこには来なくてホトトギスに産卵、幼虫はホトトギスの蕾を食荒らし、園芸家から憎き害虫と踏み潰されることしばしば。

成虫の翅の上側は黒地にルリ色の「ノ」の字くっきり鮮やか。外側は、樹の幹・枯葉そっくりの擬態、翅を閉じていたら絶対見分けられない。

この蝶は花の蜜よりも樹液を好み、縄張り意識が強いらしい。蝶の中では一番気の強い蝶と言われ、縄張りに侵入したスズメバチをも追い払うと言う。

飛翔のスピードもすごく速いらしい。アゲハがひらひら舞っている姿を見ることは多いが、ルリタテハの姿を近辺で見たことは無い。この蝶は成虫のまま冬を越すことができるので、いつ羽化しても安心。(アゲハの場合、花の無い時期に羽化しないよう、蛹を越冬させる苦労がある)。

幼虫は気持ちわるーいという人も多いけど、うちの子となれば可愛い。派手なからだを伸縮させ、もぐもぐと葉っぱを食べている姿を眺めていると心が休まる。そして、蛹から蝶へ、メタモルフォーゼの驚異。素晴しい!羨ましい!!

ナミアゲハ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、元気に旅立って行った。これからしばらくはルリタテハの旅立ちを楽しみに過そう。